今日のマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 143.70 +0.36
金 1673.6 -4.6 -7.1 -13円
銀 19.240 -0.118 -0.225 -0.8円
白金 917.0 +4.4 +3.0 +24円
原油 84.27 -1.09 -1.16 -860円
コーン692.00 +13.75 +10.75 +700円
大豆 1478.75 +17.50 +16.75 +1080円
米2年国債利回り 3.947%
米10年国債利回り 3.559%
S&P500 3855.93
イールド・スプレッド 2.185%
10年実質金利 1.15%+0.08%
NYダウ 30706.23ー313.45
VIX指数 27.13+1.35
米 住宅許可件数
8月 住宅着工件数(前月比)
- 年換算 157万5000戸+12.1%
- 市場予想 144万5000戸
- 年換算 151万7000戸ー10%
- 市場予想 161万戸
- 2年2か月ぶりの低水準
スウェーデン中銀
- 主要政策金利を1ポイント引き上げ
- ⇒1.75%に
- インフレが高すぎる
- 家計の購買力を弱めている
- 今後6か月は利上げを継続する
堀古英司
ホリコ・キャピタル・マネジメント
20日NY市場
- FOMC前に長期金利が上昇した
- 10年物国債金利は直近の高値を超えて2011年以来の高水準を付けた
- 決算シーズン前に業績修正が出やすい
- 投資信託の節税対策の売りが出やすい
- 11月に中間選挙を控える
- インフレのピークアウトが遅行指標に反映されていない
- 業績修正は決算発表までに織り込まれる
- 投資信託の決算・中間選挙ともに11月に終了する
- 株式市場は好材料が出なくても悪材料が後退するだけで上昇する
- 年末には上昇するとみている
FOMC
この2か月半で年内のFF金利予想が1%上振れした
- 7月 前回のFOMC後
- 8月 ジャクソンホール会議
- 9月 CPI発表
今回の利上げ幅は?
- 0.75%だと思う⇒確率 82%
- 11月 0.75%⇒確率 82%
- 12月 0.5% ⇒確率 60%
市場はジャクソンホール・CPIショックで前のめりになっている
- 現状の期待インフレ率は2.3%まで落ち着いている
- FRBのタカ派姿勢とは裏腹にインフレはそれほど脅威ではなくなってきた
- それほどの大幅利上げは必要なくなるかもしれない
中島厚志
新潟県立大学
日本の国力
実質実効為替レート⇒主要通貨全体に対して実質的な価値
- 円は50年ぶりの円安となっている
- 日本の世界に占めるGDPの割合も50年前と同じ割合だ
- 成長力がないということがポイント
- 日本企業は海外に投資している
- 対内投資が世界最低レベル
- 円安を徹底的に活用する事
- 国内の設備通しを増やす
- 対外直接投資の誘致
- 現状は企業にやさしい政策だがもう少し自立させたほうが良い
- 雇用責任は企業が持っている⇒国が雇用を支える
エネルギー価格下落がもたらす
主要国の温度差
- ガソリン価格を今のままで年末まで推移するとすると 5%まで伸びが鈍化する
- 原油価格は年末にはマイナス6%となる
- 資源価格がこのままで推移すると年末にはインフレはピークアウトする
- アメリカ 雇用環境が良好⇒賃金上昇
- ヨーロッパ ロシア天然ガス供給停止⇒エネルギー価格高騰
- 日本 企業の価格転嫁は途上⇒円安進展
異なる景気の先行き
- アメリカ 大幅利上げ エネルギー価格下落が景気悪化を抑える
- ヨーロッパ スタフグレーション
- 日本 政策でエネルギー価格上昇を抑える 景気悪化は限定的
内田稔
高千穂大学
今日の予想レンジ
142.50~145.50
- FOMCでは0.75%の利上げになるとみられている
- 予想通りであればいったんドル売りとなるだろう
- ドットチャートやパウエル議長の記者会見はタカ派とみる
- もし1%の利上げの場合はサプライズとなる
- その場合、ドル円は145円に乗せるだろう
アメリカ
ドットチャートの水準と形状
- アメリカの政策金利は2023年の前半に4.5%でピークアウト
- その後は1%程度の利下げが進むと織り込まれている
- 各年末のドットチャートの中央値が市場の見方を大幅に上回る場合
- 政策金利がピークに達した後長期間の据え置きが示される場合
- 市場の利下げ期待が牽制される
今回は2025年まで示される
日銀金融政策決定会合
- 政策の現状維持が見込まれる
- 今週は先進国だけでも多くの国で利上げが見込まれる
- 日銀の緩和姿勢が改めて円安を強める
- 生鮮食品を除いた日本の消費者物価は前年比+2.8%
- これは日銀の目標を上回っている
- 総合指数は3%となっている
- 日本の当局者からは円安をけん制している
- 黒田発言で将来の微調整についての発言に注意
土地価格 31年ぶりに上昇
- 多くの国では今、金利が上昇している
- 不動産価格の伸びが鈍化したり下落している国が増えている
- 日本は特殊な環境である
- 日本の低金利による需要
- 円安による海外勢の買い意欲が強い
- 訪日外国人が増えてくるとホテル使用も高まってくる
- 商業地については一段と上昇が加速するだろう
- 利便性の高い土地は高くなっている
- 実質賃金は目減りしている
消費者物価はまだ上がる
国債の売り仕掛けは続くだろう
東野幸利
DZHフィナンシャルリサーチ
今日の予想レンジ
27450~27750円
- アメリカの金利上昇で日本株は弱い
- 2万7000円割れでは買いが入る
- 上値は重い
自動車の動向
円安メリットの代表格
- 時価総額の大きい 日産 ホンダ トヨタが見劣りする
- 2018年以降の長期的な株価格差にある
- トヨタは圧倒的に強かった
- ホンダが続き短期的な優劣とは逆になっている
- 円安の加速が始まった今年3月を基準に三菱 マツダ スバルの株が上昇
- 長期的な出遅れ感を背景に円安の業績へのインパクトが相対的に大きい思惑
- 自動車の業況判断Diは改善が見込まれている
- 供給制約の回復で自動車が改善しているかどうか注目
- 改善が見られれば、トヨタやホンダに資金が向かうだろう
基準地価
7月1日時点
- 全国平均 前年比+0.3%
- 3年ぶりの上昇
- 住宅地 前年比+0.1% 31年ぶりの上昇
- 北海道 北広島市
- 札幌市の住宅供給が不足
- 野球場の開業の向け店舗、宅地需要が増加
- 都心の住宅地で最も上昇
- 駅周辺の再開発計画が進む
中国 税関総署
- ロシアからのLNG輸入額(8月)
- 約1000億円(前年比+2.7倍)
- ロシアの中国依存が加速
- パイプラインを通じた天然ガスや原油の輸入額も増加した
きょうの予定
日本 日銀金融政策決定会合
日本 8月 訪日外国人客数
米 FOMC結果発表 FRBパウエル議長の会見
米 8月 中古住宅販売件数
誤字すみません!