塾を休む | 中学受験を見直したい(隊)+α

中学受験を見直したい(隊)+α

このブログは、中学受験を考えているけれど、『少しおかしいぞ』とか『問題ありでは?』とお感じの方には役に立つブログです。偏差値をあげたい、〇〇中に合格するにはどの塾がよいか?…そのような方のお役は立てそうにありません。

中学受験を目指すなら

そして、目指す学校のランクが高ければ高いほど

かなりのハードワークに耐えなければならない。

これは自明の理だ。

 

だが、私や私の理解者達の考えは必ずしもそうではない。

敢えて、量をへらすことで

上がる効果があるという確信を持っている。

 

たくさんの講座=長時間の授業を受ければ

当然の結果として大量の宿題が出る。

 

しかし、忘却の理屈から考えれば

連日講義を受けるというのは、その理屈に反している。

なぜならば、受けた講義の復元や類題を

当日、または翌日に取り組むことができないからである。

理想は隔日の受講ということになる。

 

ざるで水をすくうようなものなのだが、

大手塾はこれを“繰り返し何度もする”と胸を張る。

しかし、それは本当だろうか?

 

器は小さくても、すくった水をなるべく取りこぼさない方が

効果的ではないのか?

 

また、子どもによっては

やり残し感が引っかかってストレスになっている子もいる。

そういう子を個別でみると

ため息ばかりこぼすのである。

これは精神衛生上よくない。

 

それともう一つ、私は思うことがある。

疲れた時には躊躇なく休む余裕を持つことだ。

 

人間、誰だって調子の悪い時はある。

また、外したくないイベントや友人との付き合いもある。

そんな時は休むべきである。

 

なかなか友達と遊べないので・・・と、

塾に行く時間ギリギリまで遊んでから来る子がいる。

だが、そういう日は確実に効果は上がらない。

 

むしろ疲れていることで

集中力が落ちたり、居眠りをしてしまったりして

センセイに叱られたりしたら

マイナスイメージになるだけで、頑張って来たのに効果はあがらない。

 

無理をしないで休む

これくらいの余裕は必要である。