村八分の事 加筆 | 中学受験を見直したい(隊)+α

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室町時代という時代は、

中央政府に力のない時期が長く、

それが地方に群雄を割拠させる要因となった。

 

形式と秩序を重んじる日本人が

あちこちで主客を転倒した。

下剋上だ。

 

一方で、社会は格段に進歩し

今の日本の暮らしに通ずるものが

この時代にたくさんできた。

 

日本の農業は集約農業である。

狭い土地に人手をかけて、みんなで力を合わせて

農業をしている。

その仕組みの基礎がこの頃出来上がった。

 

日本人のことだから、仲間を大事にする一方で

裏切った仲間に対する罰は厳しい。

酷い時は完全に仲間から外した。

これが“村八分”だ。

米づくり農家が孤立するのはきついことだろう。

が、敢えて厳しい罰を設けることで結束を強いものにした。

 

その村八分に例外が二つある。

その一つが、火事の時。

その二が、葬式である。

 

この二つは人間にとって、最大の弱みだ。

いくら仲間はずれにした者でも

さすがにこの地期は助け合おうという発想なのだ。

 

何を学ぼうが、何を信じようが

日本は憲法でそれを許している。

公序良俗に反しない限りこれを保障されている。

 

が、そんな方堅苦しいことではなくて

人が死んだときの振舞というものがあろうと思う。

 

自国の元総理が

大衆の面前で殺されたのだ。

これは国の一大事であるはずだ。

矛盾点が多数指摘されているにもかかわらず

誰も『真相を解明しよう』と言わない。

 

外国から、元首相に対する多くの哀悼の意が寄せられ

国葬という運びにはなった。

なったが、非常に後味の悪い、“国葬”だった。

致し方なく国葬にした…という体だったからだ。

インドなどは国中で喪に服してくれた。

だが、自国の日本は、それどころか

容疑者を擁護するような輩まで出た。

 

事件の真相究明も合わせて

外国は日本に不信を持っている。

 

要人を守れない国・・・そういうレッテルを貼られている。

 

JFKの調査委員会の報告は、茶番過ぎて笑いもできないが、

それでも大統領自ら指令を出し、調査委員会を立ち上げた。

 

日本は?

 

事件の顛末は?

 

国会は?

 

統一教会が・・・?

え?

だから、安倍さんは襲われても仕方のない人なの?

 

いやいや、この世に殺されて当たり前という命は存在しない。

 

一億 総思考停止 ではないか!