ビリーフリセット認定カウンセラー 内藤たみこです。
昔から、人見知りで、気づくとぽつんと一人になっていました。
私だけが、その場所になじめない。
なんとなく、いつも、どこにいても
「ここじゃない」感じを持っていました。
「帰りたい」
どこに
家にいるのに
「帰りたい」「消えたい」と思っていました
本当に、よく生きのびてきたものだ
これって、ビリーフでは、
異質ビリーフと呼びます。
コアビリーフ(悩みの原因集)にあるくらいだから、
私だけではないのですね
こんなこと考えているのは私だけ
私だけが、世界から孤立しているのだ~
なんて思っていること、思い込んでいること自体
まさにビリーフなのですね
誰にも言えないって秘めているけど、
こんなのあるよって白日の下にさらすだけで、
不思議なことに、ちょっとだけ、大したことなくなるのです。
異質ビリーフについて考えると思い出すのが、
江國香織さんの「神様のボート」です。
神様のボート (新潮文庫) 529円 Amazon |
もう20年くらい前に読んだ小説で、
引っ越しを繰り返す母子の物語です。
母は、必ず戻ると言って消えた恋人に見つけ出してもらうため、
あの人のいない場所にはなじむわけにはいかないのだ
だから、点々と暮らしているのです。
内容はうろ覚えだったけれど、
「なじむわけにはいかない」というのが強烈で、ずーっとそこだけは覚えていました。
今回、改めて読んでみたのですが、
浮かないけれど、馴染みもしない。
それは悪いことではないけれど、ときとしてまわりの人間を孤独にするそうだ。
という所にも、なぜか心が揺さぶられました。
自分がいる場所を居場所にする力を育む
これが、自分にとっても、仕事の上でも私の課題なのですが、
自分は異質だと思っていると、まるで自分が孤独なようだけど、
そのことで、まわりの人間を孤独にしているっていうことでもあるのですね
自分を開くことと共にあること、
今ここの現実を生きる覚悟をして、今ここにある何かに希望を見出す
それが生きるってことなのかもしれない
こんな私だからこそのカウンセリングセッションやってます。
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