2020年GⅡ阪神大賞典の中間展望、戦績評価編! | 早乙女龍馬の競馬日記

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早乙女龍馬が主に競馬重賞レース予想を書留めています。

今週の阪神は、GⅡ阪神大賞典、芝・3000m戦です。

登録は14頭、勝ち馬には天皇賞・春への優先出走権が与えられ、今年の長距離戦線を展望する上で注目の一戦であります。

 

注目馬は、連覇を狙うディープボンド。

今回のメンバーでは抜けた存在に見えます。

相手探しの一戦の予感がします。

 

【過去10年の勝ち馬データ】

★前走GⅠなら連対、以下なら芝長距離重賞連対実績。

★前走GⅡ~Ⅲなら馬券圏内、以下なら重賞連対実績。

★前走準OP勝ち馬、以下なら重賞実績。

上記のキーワードでスクリーニングしてみると・・・。

 

【該当馬】
★GⅠ組
・ディープボンド(有馬記念2着、21:阪神大賞典1着)
・ユーキャンスマイル(有馬記念9着、20:阪神大賞典1着)
★GⅡ~Ⅲ組
・アイアンバローズ(GⅡステイヤーズS2着)
・トーセンカンビーナ(GⅢダイヤモンドS3着)
★準OP組
・マカオンドール(万葉S1着)

 

【有力馬】

★GⅠ有馬記念組

・・・2着ディープボンド、9着ユーキャンスマイル。

 

◎ディープボンド

有馬記念2着は、勝ち馬エフフォーリアにこそ敗れたものの、女王クロノジェネシスに先着、確実に力をつけた競馬に見えた。

また、ディープボンドは、昨年の覇者。

GⅠ天皇賞・春でも2着に好走があり、長距離のスタミナ戦は得意な舞台と言える。

【世代TOPの実績があり、今回は連覇可能性大】

 

 

〇ユーキャンスマイル

有馬記念9着は、レースは見せ場なく力負けの感がする競馬に見えた。

ただ、メンバーが強すぎたと見ればそう悲観する必要もない。

ユーキャンスマイルは昨年の阪神大賞典2着、一昨年は勝利しており、最も得意な舞台と言える。

【近走不振もこのメンバーなら】

 

 

 

★GⅡステイヤーズS組

・・・2着アイアンバローズ。

 

▲アイアンバローズ

ステイヤーズS2着は、レースは道中で逃げる形になったのだが、開幕週の馬場で楽に逃げる展開に恵まれた感がする競馬に見えた。

【今回のメンバーなら展開次第で浮上するか】

 

 

★GⅡ目黒記念組

・・・7着サンアップルトン

 

〇サンアップルトン

目黒記念7着は、レースは超のつくスローペースでの前残りの展開となれば、レース内容は着順ほど悪い競馬には見えなかった。

サンアップルトンの評価は、GⅡAR共和国杯で長距離戦のエース:オーソリティの3着があり、ユーキャンスマイルに先着している。

【重賞レースでは結果が出ていないが、今回はチャンス】

 

 

 

【その他の有力馬】

★GⅢダイヤモンドS組

・・・3着トーセンカンビーナ、10着アドマイヤアルバ、12着ゴースト。

 

△トーセンカンビーナ

ダイヤモンドS3着は、レースは最後方から良く追い込んだのだが、同様に2着馬ランフォザローゼスも外からの追い込んでいた。

外差しが利く馬場と展開に恵まれた感がする競馬に見えた。

【一昨年の阪神大賞典2着も展開次第か】

 

 

★OP万葉S組

・・・1着マカオンドール、3着シルヴァーソニック、4着マンオブスピリット。

 

〇マカオンドール

万葉Sの勝利は、レースはスローペースの流れだったが、ゲートで後手を踏みながら良く追い込んだ競馬に見えた。

しかし、イン有利と思える馬場でインを突く展開が奏功したか。

しかしマカオンドールは、2勝クラスの兵庫特別で後のGⅢダイヤモンドSを快勝したテーオーロイヤルと半馬身差の競馬をしている。

【重賞でも通用する力はありそうだ】

 

 

〇シルヴァーソニック

万葉S3着は、イン有利と思える馬場で終始外々を回らされたロスがあっ分、勝ったマカオンドールとは着差ほどの能力差はない競馬に見えた。。

この馬の評価は、2走前GⅡステイヤーズS3着好走がある。

【長距離戦のスタミナ勝負なら上位入線可能だ】