海の日あたりの7月下旬から8月の頭

 

毎年、喘息発作に悩まされていました

 

2人の子どもは喘息で2歳の頃からずっと予防薬を飲んでいました

 

とくに息子は、発作を起こすとくり返し入院していて

 

夏の始まり、台風の季節、冬、は緊張の走る季節だった

 

 

おうち整体(松戸)JR常磐線 馬橋駅 さくら通りめぐりサロン☆もみっこ
みほちゃんです

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初めての喘息発作は2歳の冬

 

暖かい気候の離島から実家に帰省していたとき

 

 

まだ赤ちゃんの娘が生まれたときも帰省しなかったので

 

久しぶりに実家でゆっくりしていました

 

 

なにより、エアコンの離島のない家は暑さ対策重視

冬は気温自体はそんなに低くないのに

海風とすきま風と頼りない暖房で室内も室外も同じ厚着装備要!

お風呂場はほぼ外とツーツーなんで…

冬のお風呂が温かくて虫もやもりも来ないのがほっとするショボーン

 

ちゃんと窓が閉まって、雨戸があって、暖房があって

お風呂場に湯気が充満するってイイ

 

 

そんな実家滞在のある日

ソファでおっぱいしながら娘を寝かす

 

娘は母乳オンリーでほ乳瓶一切うけつけないッ子

あと乳飲んでないと寝ないッ子

息子は赤ちゃんが寝た後にママにくっついて眠りたくて

うとうとしながら待っていた

 

娘を布団に寝かしてから

息子を抱っこするけれど

すごく眠いのにぐずってぐずってなかなか寝ない

 

「眠いんだから寝ちゃえばいいのに…」

身の置き場のなく、腕の中で体をよじってなかなか寝ない息子を

ちょっともてあましながら、のんきにそんなことを思ったっけ

 

 

でもさ…

 

様子が変なんだよ

 

しばらくしたら、なんか静か…

妙に、静か…

寝たのかな…

 

いや、いつもと違う、

 

そう思って、血の気がひく

 

何が違う?

 

よく眠っているのとは違う息子のようすをよく見る

 

なんとなく体に力がない

呼吸をするたびに肩が上がる

のど元と首がペコペコとへこむ

全身でやっと息してる

 

これは、喘息!?

下手すると死んじゃうヤツだガーン!!!

 

 

慌てたよ!

マジで慌てたよ!

なかなか寝ないじゃないよ!

苦しくて眠れなかったんだよ!

 

昼間まで元気だったのに!

 

全然、喘鳴聞こえないじゃん!

あっという間に呼吸困難かよ!

喘息発作はじめてみたよ!

 

 

自分が看護師とはいえ

薬も処置ができる道具も投薬指示もない(当たり前)

なにもない自宅で、してあげられることなんてなにもない

 

 

手遅れになったら窒息しちゃうよ!

 

 

 

23時を回ってる

病院、どこやってる?

タクシー?

夜間救急を受診したとして帰ってこれる?

娘どうする?授乳時間2時間おき

絶対受診中に起きる

ミルクなんてないし飲まないし

ぐぬぬぬぬぬ

 

母に寝たままの娘を抱いてついてきてもらって

ぐったりした息子を抱えてタクシーを飛ばした

 

幸い、松戸市は医療が整っていて

私立病院は小児科に力を入れているし、小児救急やっているし

小児救急が診療を追えた深夜帯は

持ち回りで総合病院が夜間受付してくれる

 

比較的近い、総合病院を受診した

血中酸素濃度はいくつだったか低くって…うるうるううぅ

吸入してもちっとも上がらない

苦しそうなのは変わらない

 

点滴して、吸入して、酸素つけて、入院が決まった

 

 

2歳の小さな子が点滴に酸素マスクって

なんかもうもうもうもうもう、痛々しいよなぁ…

 

入院は仕方ないけど、付きそいが必要…

まだ、生後4ヶ月だから

夜中も昼も関係なく時間おきに母乳必要だし

昼間だけおばあちゃんに連れてきてもらえばいいってもんじゃないし

 

ぐぬぬぬぬぬぬぬ

どうしようって先生に相談したショボーン

 

何でか忘れたけど

赤ちゃんの娘も一緒に熱計ったりしてくれてたんだよね

受診手続きしたんだっけ?後からしたかも知れない

微熱があるから、様子観察ってことで

たまたま、2人部屋が開いているから一緒に入院しようってしてくれたんだよ

 

まあーーーーーーーーじ、助かった!

本当に助かった!

 

そんなんでいいのか?って思わなくもないけど

母乳オンリーの赤ちゃん抱えて入院とかマジほんとマジ

どうするんだよってなるから!

そして、このときの先生の判断が超グッジョブだったことが後に判明する

 

息子はなんとか息苦しさが落ち着いて病室で眠りについた

 

 

 

ああああああああああああああああ


島じゃなくてよかった!

島で発作じゃなくてよかった!

医者もいない!

救急病院がある隣の島まで高速船で30分

夕方の日のあるうちに高速船は終わってしまう

夜間救急は海上保安庁のヘリコプターを依頼するしかない

依頼できるのは消防団長(酔ってる)だけ

ヘリの到着は早くて40分、下手すりゃ1時間以上かかる

 

ああああああああああああああああ

不幸中の幸いってまさによ!

おかげで生きてる!

 

 

入院は約1週間

点滴をいやがれば、ワンワンだよ~一緒に連れて行こうってなだめて

吸入をいやがれば、電車が来るまでだよ~っていってなだめて

せまくて白い病室で息子はがんばったよ

何が起っているかもわからなかったろうに

 

そして、息子が活気を取り戻し酸素が外れたころ

 

おっぱいも飲まずによく眠る娘

「今日はやけに眠るね~」(←懲りてない)

 

看護師さんの検温で娘、血中酸素濃度が爆下がり

 

あれよあれよと、点滴、酸素マスクがつき

RSウイルス肺炎になっていることが判明

 

image

 

 

ねえ、もう、本当にありがとう

おかげで生きてる

 

 

そして、息子の喘息発作起こさない作戦

予防薬と受診の生活

離島の生活に戻れば夜中の発作は命取り

発作を起こさないためにはどうするか

発作になりそうな様子をいかに早くみつけるか

夕方から早朝、台風でヘリも飛べない

そんな時に発作がおきたらどうするか…

なにもないところで

緊張の日々がはじまる

 

 

隣の島の総合病院で先生に自分も看護師であることを話して

療養と発作の時にできることを相談した

吸入器を購入して使用期限は短いものの

発作時の吸入薬を持たせてもらった

いざというとき、何を優先するべきか相談に乗ってもらった

 

離島というと環境がいいと思われると思うけど

必ずしもそうと言えないところがあった

 

おうちがぼろだった

ひどい雨漏りとカビ、修理をしても掃除をしても

どうにもならないことがあった

自宅周辺の道路は砂と砂利で砂埃がすごかった

打ち水なんて亜熱帯では意味がないことを知った

(蒸れてよけいに暑いんだよ(-_-;))

環境を整えるにも限界があった

 

そして、新型インフルエンザの流行、台風の襲来に重なる発作が現実となる

新型インフルエンザと台風と喘息発作でもろもろ覚悟した

 

 

ヘリコプター, 救助ヘリコプター, 空気の救助, 救急ヘリコプター, 救助

ヘリひとっ飛びに40万くらいかかるらしいよ

 

 

おうち整体のインストラクターになって

自分の手で子どもを守ることができるよって伝えたい動機の一つになっている出来事

 

あの日々、おうち整体の施術ができたらどうだっただろう

 

少しでも呼吸が楽になるように

少しでも誘因となる風邪が悪化しないように

少しでも安心して眠れるように

少しでも様子の変化が早くわかるように

 

母として、看護師としてできることのほかに

もう少し、踏み込んでできることがある

ということが支えになったかも知れない

 

仏教心理学を学ぶことで

至らない自分をむやみに責めることはないかもしれない

やり場のない不安といらだちを夫にぶつけることはなかったかもしれない

 

 

 

なにもないところでできることがあるっていうのは

ままならないことが起きる世界の道理を知るっていうのは

なにか

現状を受け入れて、その先に進む力をくれるよ

同じ状況でも自分の心持ちが緊張と不安じゃないっていうのは世界がちがうんだ

 

息子の喘息発作つづきの話

 

 

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