この「EC実践能力検定」は日本商工会議所のネット試験のひとつで、パソコンを使って試験を受ける形となっています。(=CBT)
FP2級まで少し時間が空くので、その前に受験できそうなものを探していたところこの試験があることを知り、内容も悪くなさそうだったので受けてみることにしました。
18:45集合、19:00開始なので、仕事帰りに受験できるのがいいですね!
集合時間より早い18:30頃に着いたところ、自分より先に一人受験者の方がいらっしゃいました。(結局受験者は彼女と自分の2人だけでした。)
開始時間少し前になったところで試験官の方からの案内があり、それに従って試験開始です。
【EC実践能力検定とは】
企業においてネットワーク社会への対応を推進する人材を育成することを目的として日本商工会議所が平成16年4月から開始した試験で、レベルは1級~3級、そしてその上のECマスターというように分かれています。
なおその中で3級は「電子コミュニケーションや電子商取引など、ビジネス実務に必要とされる基本的な知識を有し、企業におけるIT・ネットワーク活用を実践する。社会人、学生等が対象。」とのことです(※日本商工会議所ウェブサイトより)
試験時間は30分で、パソコンを使用して受験する形となります。
【使用テキスト】
自分は↓のテキストを使って独学で勉強しました。
なお、↓以外にテキストが発売しているのかは知りません。
日本商工会議所EC実践能力検定試験3級公式テキスト―IT・ネットの使い道を習得/富士通オフィス機器

¥2,160
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また、問題演習は上記テキストに載っていた50問と、あとは日本商工会議所に掲載されている3級模擬問題をやりました。……しかし、当日の問題は問題集や模擬問題に掲載されているものとはけっこう異なっていたため、その点は十分注意が必要です。
試験中「後で見直す問題」についてピックアップしておくことができるのですが、自分は50問解き終わった段階で、そのような問題が15問くらいあり、配点次第ではこれはもしかするとやってしまうかもしれない……と若干不安になりました。
なので解き終わった後の見直しをけっこうしっかりやったのですが、それでも数問はどうしても微妙な回答が残り、これ以上やってももう変わらないな、と思ったところで、回答送信ボタンを押しました。
回答送信後、数秒ですぐに試験の結果が出ます。
合格点は70点ですが、はてさて結果は……
よかったー、なんとか87点で合格してました。
その後はこのページを自分で印刷ボタンを押して印刷して、それを受け取って終了です。
合格証などは後で郵送されるそうです。
なお、もう一人の受験者の方は別の試験だったようですが15分弱くらいで早々と試験を終えていました。すごいな……
【実施事項・学習時間・総費用など】
実施事項:
テキストを1周読み、問題を解いた。間違った箇所はテキストを見ながら復習。
学習時間:
5時間くらい(ただし、過去に下記資格等の受験経験あり)
総費用:
受験料 4,120円
テキスト代 2,160円
雑費(移動費) 約500円
合計 約6,780円
【保有資格のうち関連資格等】
初級システムアドミニストレータ、ビジネス実務法務検定2級、知的財産管理技能検定3級
多分初級シスアドやITパスを持っている方であれば、この試験は簡単だと思われます。
【総評】
試験自体はそれほど難しくないですが、たとえば「ウェブショップなどをやってみたいけどパソコンやインターネットの知識がないからちょっと不安」という方はこの資格の勉強をしてみると、初級シスアドなんかよりも案外役に立つんじゃないかなーと思いました。
日々パソコンやインターネットに触れていてそれらに苦手意識のない方であれば、もしかしたら特別な対策等せずとも何とかなってしまうかもしれません。
CBTということで思い立った時に受験することが可能なので、興味を持った際にはとりあえず申し込んでテキストを読んで試験に臨むのがよいのではないかと思います。
なお、2級は講習を受講してからでないと受験できないので、今後の受験はとりあえず保留です。
(2015年5月21日追記)合格証到着
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