3カ月に一度の通院日だった。小岩にある江戸川病院の外来だ。何故か月曜日

が通院日となっている。まあ紹介状を持って最初に行った日が月曜日だった

のだろう。予約時間は15時だ。血液検査と尿検査があるのでその1時間前には

採血を終えておかないといけない。13時前には病院に着いた。

採血と尿検査はすぐに終わったが、この日は血管に針を刺すのに何度も探られた。

もう慣れっこになってはいるが、気持ちの良いものではない。思わず何時も一発

なのに珍しいですね、と言ってしまった。すみませんと言わせてしまった。

妻は見ていられず目を背けるというが、小生はじいっと見ている。

そして担当医の診察室の有る受付に行く。さて呼ばれるまで待つぞ。この日の為に

文庫本を一冊用意してある。小杉健治著の時代小説ひたむきに、という本。

これは売店で買ったものだ。さて15時になってもまだまだ呼ばれない。

16時17時と時間は過ぎる。待合室の人もまばらになってきた。本は読み終えた。

目が疲れた。フロワー受付も終了した頃、ようやく小生の番号が表示された。

17時半にようやく診察室を出た。診察は5分もかからない。

結果が良くなりましたね、と。ヘモグロビンA1cの値が前回8.6だったが今回7.5だ。

何かやりましたか?と先生が言う。食事療法と節酒など色々とやりましたよ。と

小生が言うと、やればできるという事ですね、と。そんな事は解っていますよ、と

胸の中でつぶやく。兎に角素晴らしい結果だ、体重は2キロ減っている。

そして帰りのバス停で江戸川の土手の上から川の流れを眺める。

対岸にそびえるマンション群は市川市だ。川下と川上を撮ってみる。

 

此処で花火が行われた。土手は凄い事になるので今は来ない。以前は

家の窓から見えたのだが今は見えない。隅田川の花火もそうだ。

空の雲が綺麗だ。もう真夏の雲とは言えない。

帰りに篠崎駅のスーパーで寿司を買ってお祝いだ。久しぶりに飲んだ。ビールに

氷結にウイスキー水割り。

時間が遅かったのかこの寿司二種類で1100円くらいだ。安い。

お新香とガリがいい添え物だ。少し飲み過ぎたまま10時には寝た。

お陰で暑くて目が覚めた。何時も隣の部屋のエアコンを27度でかけているが

朝方暑くて目が覚めた。喉も乾いている。飲み過ぎたか。

まあ我慢してきたのでたまにはいいだろう。

先生が言っていた、気を緩めないで下さいね、と。

何をおっしゃるうさぎさん、この歳になってそうそう我慢してどうするの?

診察の予約に時間記入は要らない。何日の午後だけでいい。どうせ2時間は

プラスになるのだから。