25年 | Bitter & Sweet~膠原病・プレドニン歴34年

Bitter & Sweet~膠原病・プレドニン歴34年

日々の記録と雑感などを気ままに…

毎年1月17日に同じ内容のブログをアップしてきた。
何年経っても思いは変わらない。

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阪神・淡路大震災から25年。

我が家には大した被害はなかったが、屋根と水周り修理・食器類の補充を余儀なくされた。
人の流れが変わり取引先が被害を受け、仕事や生活への間接的な影響は大きかった。

私は地震の恐ろしさを思い知った。
世界中のどこにも地震や災害が起こらないようにと願った。
しかしそれからも、洪水被害や戦争は至るところで発生している。
東日本大震災・・・。
津波。
そして原子力発電所の事故。

遠く離れた私は普通の生活をしている。
体力もなく、現地にも行かれない。
せいぜいわずかの募金をすることくらいしかできない。

私の住んでいる地域では、震災後しばらくの間、食料品や生活物資が店頭からなくなった。
その時、私の親戚や友人から支援物資やお見舞いが届いた。
温かい心遣いがなによりも嬉しく有り難かった。
私を思ってくれる人がいる、ということが私にとって、大きな支えになった。

現在、神戸市には建物が増え、街は復興したように見える。
でも、人口は減り、以前のような賑わいは戻っていない。
震災関連死がたくさんある。
復興住宅で誰にもみとられずに亡くなった人がたくさんいる。
失われた命は帰って来ない。

そしてこれはあまり表に出てこないことなのだが、サポートする側…。
たとえば役所や民間企業の人たちも被災者であること。
そのような立場で、したいこと・しなければならないことと、できないことの狭間におかれて、悩みや苦しみがあることを忘れてはいけない。
 
災害は決して人ごとではない。
私は、被災者のことを忘れない。
幸せな日々が戻ってくるように願う。