みょうがの甘酢漬け | Bitter & Sweet~膠原病・プレドニン歴34年

Bitter & Sweet~膠原病・プレドニン歴34年

日々の記録と雑感などを気ままに…

大陸からショウガとともに持ち込まれた際
香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだ
これがのちにショウガ・ミョウガに転訛したとの説が有力

俗に「茗荷を食べると物忘れがひどくなる」と言われているが学術的な根拠はない
なぜ、そのような俗信が生まれたかというと、釈迦の故事に由来する
釈迦の弟子である周利槃特(梵語:チューラパンタカ・しゅりはんどく・スリバンドクなど)が自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名荷(みょうが:名札の事)をかけさせたが、名荷をかけたことさえも忘れてしまった
その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと見慣れない草が生えていた
そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた

この説は前節の俗信「物忘れがひどくなる」がさらに派生したもの
民話「みょうが宿」が起因となり、世の人々の評判になって知れ渡ったことで前節の俗信が一般化した

近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっている

戦国武士などは、戦闘で命が残る「冥加」にかけて、「茗荷」の紋を好んで使用した

※参考 wikipedia


さわやかな香りと風味がお料理を引き立ててくれる
みょうがの葉を使ったお菓子もある
たくさんいただいたので甘酢漬けにして保存

みょうがの甘酢漬け
みょうがはよく洗う


縦半分に切って熱湯をまわしかける



酢150cc・水100cc・砂糖大さじ3~4・塩小さじ1を煮立てて冷ましておく
瓶にみょうがを入れ、甘酢を注ぐ
みょうがの色が赤くなったら出来上がり
数時間後から食べられる
冷蔵庫で約一ヶ月持つが一週間以内が色もきれいで食べごろ
※追記
生姜やガリ、みょうがの甘酢漬けが赤いのは
アントシアニンという色素がお酢によって酸性となり鮮やかになるため