だけど手はついていかない。殴り書き・走り書きで乱れまくっている
シリーズは25まで延々と続く
この作品をきっかけに、彼女は「ぶぅちゃん」と呼ばれるようになった
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拙いものですがよかったらご覧下さいね
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ぶぶちゃんシリーズ(21)
おやこそろって かみしばいげきじょう
ぶぶちゃんの絵本
ぶぶちゃんは たっくさん絵本をもっています
学校からかえってきてからとか、ともだちとやくそくがないときとか、休みの日とか…
毎日ねる前にも 絵本をよんでいます
ぶぶちゃんはそれだけ 絵本がだーいすき
なかでも一番よくよむ絵本は この「ブブトンマン」
この絵本はシリーズになっていて毎月一さつはつばいされます
ぶぶちゃんは 毎月一回「ブブトンマン」の絵本を ママにかってもらいます
ぶぶちゃんは 月に三回、ママに絵本をかってもらえます
もうすぐ「ブブトンマン」の五巻が はつばいされます
さて、さてママはぶぶちゃんのおへやのおそうじ
がちゃっとドアをあけると、そこはぐっちゃぐちゃの ぶぶちゃんのへや
絵本があちこちにちらばっています
「まあ、なんてことかしら」ママはあきれてしまいます
「らくにそうじもできやしないわ。いっつもあたしが かたづけてるのに」
そうなんです
ぶぶちゃんは 毎日毎日 絵本をちらかしてばっかり
ママがあきれるのも むりありません
「ほんとうにこまったわ。 絵本ばっかり」
次の日―
ぶぶちゃんはママといっしょに本屋さんにいきました
「あら、これ、しんかんじゃない。ママ、ぶひ田さんのファンなのよねーえ」
ママはずっと本をえらんでいます
ぶぶちゃんはたいくつです
「あーっ！あっ、あれは！！！」
「『ブブトンマン』のあたらしいのだーっ！」
ぶぶちゃんは「ブブトンマン」の絵本をみてさけびました
「ママ、これかってー。あたらしいブブトンマンなんだー」
ぶぶちゃんはママにいいました
「あら。また？今月はもう三さつ かってあげたでしょう？今日はだめよ」
ママはいいました
「えー、そんなあ。ねえ、かってよー。来月の分は二さつでいいからー」
ぶぶちゃんは必死でいいました
でもママは
「あなた。いつもおへやに本をちらかしているでしょ！？
本のあつかいのわるい子に絵本かってあげても しょうがないでしょ」といいました。
「おねがいー。こんどからちゃんと かたづけるよー」
「…うーん、しょうがないわね。来月は二さつですよ。ちゃんとしてね」
※ママたちへ
このような態度は望ましくありません
約束は約束・ 簡単に翻してはいけませんね～
「わーい、やったー」
ぶぶちゃんはおおよろこび
家にかえるなり ぶぶちゃんはいそいで自分のへやにいきました
「きょう、かってもらったブブトンマン、よーもうっと！」
ぶぶちゃんはブブトンマンをよみおわると
ほかの絵本もだしてきて 思いっきりちらかしました
するとママがはいってきて「なんです、これは！？せっかくママがきのうきちんとかたづけたのに！」
とおこっていいました
「あなたがちらかした絵本は みーんなママがかたづけてるのよ！
それに今日やくそくしたことはどうなったの！
ちゃんときれいにかたづけるって いったでしょ！
そんな子の本はみんなすてちゃいます」
ママはそういって ぶぶちゃんのへやに ちらかっている本をたばねて
ひもでむすんでしまいました
「まってよ、ママー」ぶぶちゃんがいうとママは
「きちんとおへやをかたづけるまで ブブトンマンはかえしません」といいました
※こどもに不満をぶつけるよりも
「本棚にきちんと並べられるかな？競争しようか♪」というように
遊びながら一緒におかたづけすることをおすすめいたします
「ぼくのブブトンマンがー。ようし、こうなったら きれいにしてブブトンマンを とりもどそう！」
ぶぶちゃんはハチマキをまいて はりきっています
「えっと、のりものは三さつ…どうぶつは四さつ…ちゃんとならべてっと」
ぶぶちゃんは いっしょうけんめいがんばりました
「よしっ、きれいになった！ママー、きれいになったよー」
ぶぶちゃんはママをよびました
「ほらっ！！」
「あら、ほんと！きれいになったわねえ。こんどからはずっとこうしなさいよ」
「はーい。だからブブトンマンの本 かえして！」
「まあ、この子ったら。ハイハイわかりましたよ」
ぶぶちゃんは その日から本を たいせつにあつかっています