『Blues at Work』楽曲解説その⑨ 7. 言いづらいな
楽曲解説 9曲目は「言いづらいな」です。
ディスコナンバーなのかファンクナンバーなのか。
もう少し速いテンポで作ったイメージなのですが、結構ゆったりとしてしまいました。
タイトルですが、仕事をしていて「これ言いづらいな、、、」ということがありますが、そんなあるあるを歌った曲です。
・昇格したのだが、そこへ異動してきた部下が昔の上司で指示を出しづらい
・「最近ミスが多いので、くれぐれも気をつけるように」と言われた直後にミスをしてしまって報告しづらい
・今日は夜デート、そういう日に限って定時前に急ぎの仕事を上司から仕事を頼まれて「今日じゃなくちゃダメですか?」と言いづらい
などなど。
♫
2番目で歌われているミスをしてしまった時の話ですが、ミスはすぐに報告、共有した方がいい、とつくづく思います。
仕事はチームで行っている以上、一人ではなんともならないです。
結果的にチームで対応した方が解決が早いですし、逆に一人でなんとかしようとしてことを大きくしてしまうこともあります。
ミス、事故は対応を間違えると
「事故が事件になってしまう」
とおっしゃった方もいます。
加えて、報告、共有する際は嘘はいけないですね。
チームで何かを行うときに、嘘が入ってしまうとお互いの信頼関係が保てません。
自分をよく見せたいというプライドはあるかもしれませんが、嘘はいずれバレることが多いですし、事実は事実として共有する勇気があるといいです。
嘘をつくと、その後自分もそのチームにいづらくなりますし。
そのベースとして、そのチームの中にミスをミスとして報告しやすい心理的安全性があるといいです。
報告を受ける側は、これも注意が必要です。
・報告をしてくれたという行為
・報告の内容
これを分けて対応することがコツのようです。
どんな内容の報告であれ、まずは報告をしてきてくれたことに対して「ありがとう」と伝える。
内容が、例えば何回もミスしていることであったら、それについてはしっかりと話しあう。
これができないと、報告をしたら怒られる、という流れだけが相手に伝わり、報告しづらくなるようです。
♫
演奏をみていきます。
この曲は初めてホーン隊とストリングスを入れてみようと思いました。
どちらもLogic付属の音源を使っているのに加え、技術不足もあってチープな音(いかにも打ち込みな音)になってしまったため、対策としてストリングスはキーボードに変更しました。
色々と試行錯誤をして、最終的にはそれほど違和感がない程度には仕上がったと思います。
難しかったのはベースです。
こういった曲のベースはもっと研究が必要だと感じました。
自分ではいい感じに弾けたと思って聴いてみても、全然ノリが出ていない。
この曲はベーシストの方に弾いてもらったらどんな感じになるか、興味があります。
ギターをみていきます。
左chのカッティング(アメリカではストラミングというのですか?)は、指弾きです。
ピックで弾き直してもっとキレのある感じにしようか迷いましたが、あえてゆるい感じを残そうとそのままにしました。
右chは単音リフです。
弾けてない箇所もありますが、そんなに気にならないかと思いそのままにしました。
イメージは、あくまでイメージはDAVID T.の単音リフのイメージで弾きました。
ブリッジの展開はディスコ感を出したくて入れました。
ブリッジの最後3番の歌前でも入れているリフは、学生時代に思いついたもので、合うかなと思ってこの曲で使いました。
日の目を見ることができてよかったです。
ソロはフルアコで弾きました。
♫
聴けば聴くほど、もう少しテンポアップすればよかったかなと思います。
でもこのゆったり感もありですかね。
またディスコにはチャレンジしたいと思います。
では。
アルバム『Blues at Work』2022.4.11 Release!! しました。
ブルース、ジャズ、ソウル、ボッサ、ワルツ、ロックンロールなどいろいろです。
↓無料のご視聴はこちらから(YouTube)
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