袋から自転車を出し前輪をはめ、後輪をはめようとした時、チェーンがよじれていることに気づきました。 いたずらされたのではないかと疑いたくなるような、今までに見たことのないチェーンの形状でした。まるで知恵の輪を外すような作業でしたが、自分の力では無理だと判断し、まだ暗かったのですが、なんとかなるだろうと再び袋詰めした自転車を担いで街に繰り出していきました。時より雨もパラつく天候で、どこに何があるのかも知らないのに自転車屋など見つけられるわけのないことに気づき、バスターミナルまで戻ってタクシーで自転車屋に連れていってもらうことにしました。タクシーに自転車が乗るだろうかという不安はありましたが、タクシー乗り場でたむろしていた運転手のタクシーがちょうどデカイ高級そうな白いベンツだったので余裕でトランクに入ってしまいました。自転車屋の開く時間が午前10時ということだったので近くのカフェで朝食をとった後、店の前で待っていたのですが、まだ9時前だったので待ってる間、いじってみようと袋から出して悪戦苦闘している内にチェーンのよじれが元に戻せてしまいました。組み立てが終わったのがちょうど店が開く時間だったので店員がシャッターを開けにきていました。雨もそれ程降ってなくナビを頼りに、今回の旅の唯一の観光目的のスポットである『メスキータ』に向かいました。ナビは本当に便利なのですが、自動車で使うように常にナビを見ていることができないので、英語の音声案内をイヤホンで聞いてはいるものの分からなくなることがあるため、ちょくちょく自転車を止めてナビを確認する必要があります。ただそのナビの指し示す方角がまだ良くわからないので、結局近くを歩いている人に聞く事になるのですが、誰もが親切に教えてくれるので、かえって地図を持って人に聞きながら探した方がいいのではないかとも感じています。ただナビの最大の利点はネットに繋がっていなくてもGPSで現在位置がわかることですから、聞ける人がいないときもあるので、やはりナビはあった方がいいですね。
ちょうど店がメスキータの近くに来た時に、後輪からカタカタするような音が聞こえてきました。自転車を止めて後輪を確認すると車軸が緩んでいてグラグラ状態でした。締め方が足りなかったのかと思いスパナで締め直したところ、今度は締めすぎたのかタイヤが本体のパイプに押し付けられ、タイヤが回らなくなってしまいました。車軸をよくみるとベアリングが剥き出しになっていてベアリングを包んでいる金属片も変形していて、明らかにタイヤのホイールを交換する必要のあることがわかりました。日本では起こらないようなトラブルの原因をいろいろと考える訳ですが、起こったことへの対処をしないと先に進めないので、近くにある自転車屋の場所を聞きながら、動かなくなった後輪を引きずって、ようやく目的の自転車屋に着きました。さすがに作業は慣れたもので15分程度で終了しました。

全部で€115でしたが、車軸についているギアも新品に換えているので日本で換えるよりは安いかなという感じです。交換してもらったホイールはスペイン製だ言っていましたが、SHIMANOの文字が刻まれていました。

下画像は、ずっと見たいと思っていたメスキータですが、実際はもっと暗くて荘厳な雰囲気がありました。何か日本の寺院にも共通する匂いも漂っていました。

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