まずはピーコちゃんⅡ世のその後について書かなければなりません。買ってきたのが午前9時過ぎだったので、12時頃に餌を与えたのですが、全く食べようとしませんでした。気を許さなければ決して食べようしないのかもしれませんが、どうしても腹が減ればそのうち食べるだろうと思っていました。午前11時頃親戚から電話があり、叔母が交通事故に遭って救急車で運ばれたとのことだったので、ピーコちゃんⅡ世を連れて、自転車で親戚に向いました。大した怪我はしていないということだったので、行く必要もなかったんですが、ピーコちゃんのことを聞いて欲しかったという心境がそうさせたのだと思います。
親戚で、事故やその後の保険会社との示談の話を5人で大きな声でしたものだから、ピーコちゃんⅡ世はますます縮こまっていました。はとこが手のひらに乗せた時に、3mくらい羽ばたいて逃げたのを見て少し驚かされました。「ああ、もう羽ばたけるほど成長してるんだな」と。その親戚の家でも餌は食べませんでした。
その後、ピーコちゃんⅡ世と一緒に、いつものサイクリングコースの河川敷を走りました。何も食べていなかったので、ちょくちょく水飲み場で餌をあげてみるのですが、かたくなに食べようとしませんでした。それでも水だけは飲ませないとまずいと思い、水飲み場で水を出して、浅いプール状態にして、そこに置くと水を飲む仕草をしたので、少し安心できました。
家に帰ってからも、なかなか食べようとしませんでした。夜10時頃、手のひらにおいている時に、少し指を噛んできたので、これはお腹がすいたサインだとピンと来たので餌をあげてみると、ようやく餌をほんの少し食べてくれました。これでなれてくれるのかと期待して、ピーコちゃんⅠ世が遊んだカラフルなゴムボールをピーコちゃんⅡ世の前で転がしたのですが、「ぴ~~~」と悲鳴をあげて、そのボールを敵とみなしてしまいました。
同じ種類のインコが、同じ物をみても、それぞれのインコの脳には違ったものに捉えられることがわかり、人間となんら変わらないんだと認識できました。人間もインコも心の状態がフィルターとなって、外部情報が変化する、つまり真実は一つでも事実はそれを認識した脳の数だけ存在するということですね。同じチャートを見ても、チャンスと見る人もいれば、怖いと捉える人もいるわけです。やはり「勝者は危険の中にチャンスをみいだし、敗者はチャンスの中に危険をみいだす」のではないかと思うのです。・・・・・(2)につづく