確率の高い方を常に意識する | FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

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サイクル(横軸)+水平線(縦軸)+斜線を使ってチャートを分析しトレードしています。

今日はアメリカの重要経済指標の発表もなく雇用統計発表前であることから、様子見ムードが漂い強い動意もなくレンジになりやすいことは誰でも予測できただろうが、アメリカが休場の場合でも動くときは動くし、突発的なニュースや発言で大きく振れる場合もあるので警戒は必要になる。しかし、例外(確率の低い方)を常に意識していて、見えないものを恐れていては確率的なものの考え方からするとNGということになる。エントリーに躊躇するのも確率の低い方を意識し(恐れ)過ぎるからだろう。

では、確率思考の観点につながる「恐れ」という感情がなぜ生まれるのかを考えてみたい。

人間は、普通、暗闇を怖れる。明るいところを苦手とする人は少ない。これは、人類誕生よりも以前、哺乳類であったころから夜間に他の肉食獣に襲われることが多かったことから、人間のDNAに刻まれた特性であると言える。霊などの心霊現象も人間は怖がるものだが、これも暗闇とつながっていて、燦々と輝く太陽のもとの南国ビーチで幽霊などを見たとしても、目の錯覚として自分の認識を疑うだろう。それが、墓地だろうが、運転中だろうが、就寝中だろうが、暗闇となると、あれは幽霊に違いないということになる。

夏にテレビで心霊体験的な番組が放送される。私も興味がないわけではないので、ついつい観てしまう。毎年のように放送されるのが、霊がカメラに映るという噂のある場所に行き、写真を撮るという企画である。そして、お決まりのように出演者が寒気を感じて具合が悪くなる。絶対とは言い切れないが、その原因の多くは霊ではなく、本人の霊に対する「恐れ」からくるものだと思っている。

以前スペインを一人旅していた時、現地で知り合った女性とラマンチャかどこかで、赤茶けた土の上を歩いている時、民家の近くで中型の犬がこちらに吠えながら勢いよく向かってきたことがあった。私は動物が好きなので、特に怖がりもしなかったのだが、一緒にいたその女性は私の後ろに逃げ込みおろおろしていた。犬は私には向かってこないで、その女性の方に執拗に向かっていった。結局、2人とも噛みつかれたりして怪我はしなかったが、怖いと思うとそれが助長され現実もその状況を悪化させる。犬からしたら、おどおどしていてより弱そうで勝てそうな相手に向かっていったのかもしれない。最近よくいじめを苦に自殺する学生のニュースが報道されるが、少しそれと共通する部分もあるだろう。

暗闇、霊、犬に共通する人間の意識は、「よくわからない」ことから生まれてくるのではないだろうか。「よくわからないもの」に対して恐怖や不快感を持つ。いじめっ子からすると、気弱そうでよくわからない同級生は、格好のいじめの対象になってしまうのかもしれない。中国は隣国の領土を横取りするよくわからない国として認識していれば、その当事国の国民は不快に思うだろし、中国からすれば、いつもおどおどしていて国力も弱そうな国は、その対象になるだろう。

以前私のブログに利を伸ばせるかどうかは多くを検証しているかどうかで決まるとコメントしてくださった方がいたが、これも的を射ていて十分な検証と実践経験を積み重ねて、「よくわからない」が「わかってきた」という実感を持てれば、不必要な「恐れ」を排除し、曖昧な思考を確率的な思考に変えることができるだろう。

結局、何を言いたいかと言えば、「恐れ」を持っている限り、常にその「恐れ」の状況が近づいてくることになるということ。「恐れ」が存在しなければ、「恐れ」の状況になりえないということになる。確率的に高い方へエントリーしたにもかかわらず、エントリー方向の逆に動いた場合、間違っていた場合は反省も必要だが、そういう時もあるということを受け入れなくてはならない。


ユロ円15分足
東京時間も含め、今日のようなニューヨーク時間に意識しておかなければならないことは、
①トレンドは発生しにくい確率が高い(=レンジになりやすい)。
②確率は低いがトレンドが発生する場合もあるので、その時はチャートに従いトレンドフォローに切り替える。

結局は、『事前にわかっている指標発表に注意しながら中長期チャートに従う』ことを心がけておけばいいということになる。QE3で米ドルがじゃぶじゃぶになろうが、日銀の下手な金融政策(アメリカに操られているのかも?)があろうが、スペインの混乱があろうが、為替レートは上下横の行きたい方に向かっていくだけだ。