ユロ円週足
ユロ円の週足を見ると、2008年7月からの下落が続いていて、その中に第1下落波動→調整→第2下落波動と続いてきている。なぜ、第1波動が終了し、調整波と確定できるかはそのあとの動きが出たからだ。つまり、現在から過去を振り返って、過去の確定作業をしているに過ぎない。トレードというのは逆の行為をするもので、すなわち過去を観て未来を予測しなければならないのである。
そして、現在、その第2下落波動の中にあるとしか仮定できない。というのは、もしかすると第2下落波動は7月下旬の安値で底を打って終了している可能性もあるからだ。では、何を持って確定できるかと言えば、直近の高値や切り下げラインを上抜け、さらに高値安値がともに切り上がっていることを確認できた時である。やはり未来が確定してから過去を振り返って、そういうことだったのかと合点するわけなのである。それでは、過去のチャートを上手に読めても未来のチャートの予測はできない。
では、もう少しスパンを短くして第2波動のみを日足で見てみる。
ユロ円日足
橙切り下げは上抜けるものの、直近高値を上抜けられず、白切り上げを下抜けていき、さらに高値安値を切り下げ直近安値を下抜けたことで、調整波と第2波動の継続が確定したことになる。直近安値を下抜けなければ、調整波が続いてレンジからトレンド転換も考えられるからだ。そして、今現在、日足橙下落第5波が終了し下落第8波入りしたのか、第5波で終了して調整波に入ったのか、トレンド転換したのかは、その後の動きを見なければわからない。
さらにスパンを短くして4時間足で見る。
ユロ円4時間足
当たり前のことだが、未来など誰にもわからないのだから、現在のことはすべて仮定になる。
だが、過去の動きを確認して確かに今言えることはある。それは白切り下げを上抜けて、高値安値がともに切り上がっていることから、調整波入りしたかトレンド転換かである。現在は常に確定はできない。それができるのは、必ず過去を振り返った時だけなのだ。
大事なことは、何がどうなれば未来が確定するのかを予測するということである。
このチャートで言えば、
A 7月21日の高値101.61を完全に抜ければ、
①緑第5波の可能性がなくなる。
②水色第5波の可能性が出てくる。
B 赤切り下げを上抜ければ・・・と考えているうちに、週足、日足、4時間足を複合的に観だし、複雑すぎて訳が分からなくなってきた(>_<)
もっと、シンプルに考えたほうがよさそうだ。
これまでサイクルを観てきて確実に言えることは、切り上げや切り下げラインもそうであるが、高値安値を突破するかしないかが最も重要なカギを握っているということ。安値高値を突破したという事実がなければ、確定ができず、次の行動に移すことができないからだ。これはどんな方法でもチャートを分析しようとしたら避けては通れない道であるはずだ。
どんな時間足にも言えることだとは思うが、高値安値を突破した後の動きを長中短の時間足を複合的に使って観ていくことが大事なことだろう。そして、やはり水平線をはじめとするラインが最重要なのだとあらためて感じられた。
サイクルはピボット同様に補助的な目安としてこれからも使っていきたい。