まず、トレードに参加する上での大前提「相場に正解はない」ことを心の底から受け入れるということ。これから始めなければ何事も好転していかない。しかし、これは物心ついたころから学校教育を受けてきた我々には非常に難しい考え方で、受け入れるにはかなりの抵抗がある。なぜなら、学校教育では常に正解があり、その正解をたくさん獲れたものが優秀という評価が与えられるからである。今まで生きてた経験から世の中のほとんどの事象に正解というものが存在し、数学者であれ物理学者であれ考古学者であれ、科学的な見地から、誰もが疑いなく正解を見つけるということが至極当たり前の活動であり、それが人類の発展を促してきたと言える。
では、これをトレードに置き換えるとどうなるのか。まず、正解を利益におきかえるのが普通で最も自然な考え方だ。よって、正解を多く獲ろうと考える我々は当然利益に焦点を当てる。利益の出ないトレードを反省し、インディケーターを変えたり別の手法を探したりする(私も長い間やっていたこと)。これをいくらやっていても事態は好転しないのに気づいた私は、最も信頼がおけそうなラインに絞った。この時点でまだ正解を求めていたのだが、それでもラインに絞ったということでは一歩前進であった。そして、機能するラインのおかげで2か月間結果を残せた。しかし、ロットを上げると同じ手法でありながら、全く別の手法をやっているかのように、その手法ができなくなっている自分がいた。きっと、ロットを上げたことによりビビッてしまっているんだろうと思っていたが、本を読んだりブログを見させてもらう内に気づき始め、ついに「ゾーン」を読んだことにより「相場に正解はない」ということを腹の底から納得しなければならないことを悟るに至った。正解がなのだから不正解を恐れる必要がない。恐れる必要がないのだから不正解(損失)を恐れてエントリーに躊躇する必要がない、正解がないのだから上に行くか下に行くかを知る必要がない等など。
ただし、相場で唯一の正解というものがあるとすれば相場そのものではなく、優位性の確信を持ったマイルールを守るということだろうと思う。「ゾーン」をまだ途中までしか読んでいないが、それを理解し実践し身に着けるまでの道のりはまだまだ長そうだ。