今、本を読んでいて、トレードに関して気づきがあったので書き留めておく。
ポジションを持ってから損切りすることは簡単になった。勿論、損失が出るのでいい気分ではない。損切幅が小さいこともあるが、以前のように「くそ~」とかというような感情はほとんど起きない。今は、「そうか」くらいだ。
では、何が難しいかというとポジションを保有して含み益が発生したときだ。今日のトレード記録で、「ポジション保有中はローソク足ではなくラインにフォーカスすべきだ」と書いた。そのことが本を読んでいる間にも頭のどこかにあったのだろう。
そして、自分がポジション保有中に何にフォーカスしてるのかがわかった。ローソク足の上下運動には違いないが、それはつまり含み益が増えたり減ったりすることにとらわれていて、エントリーの根拠や目標を見失い、ポジションン保有中も出来上がっていくチャートパターンとかこれからどちらに動きやすいのかなどの客観的な判断ができなくなっていることに気づいたのだ。
勿論、証券会社の評価損益は見ないようにしているが、損益pipsは保有中にちょくちょく見ているので、結局評価損益もわかってしまう。
何かに例えないと自分でもよくわからないので、またしてもサッカー観戦に例える。
欧米にはブックメーカーがあり、あらゆるスポーツの勝敗にお金を賭けることができる。勿論、先日のユーロ2012 ドイツVSイタリア戦もその対象となっていて、オッズはドイツが1.83でイタリアが5.00、引き分け3.40だったようだ。※オッズはブックメーカーの会社によって異なる。
もし自分がドイツに100万円賭けていたら、ドイツが勝てば183万円が払い戻され、イタリアが勝てば掛け金は没収となったことになる。
この時、果たして試合を純粋に楽しむことができただろうか?
審判の一つひとつの判断にクレームをつけたり、ドイツのふがいなさに「まったく、今日はどうしたんだよ~、何やってんだよ~」「裏で金でももらってんじゃねぇのか~」等など、試合の内容そっちのけで、自分の資金の増減にフォーカスした観戦になる。
では、もしFXをサッカー観戦でやったとしたら?
(最終勝敗で100万円、前半までの勝敗で50万円、得点差で1点につき50万円 引き分けは100万円)
Aさんは、ドイツの勝利にベットしたがイタリアが1点入れた時点で損切りする。損失は50万円+50万円=100万円となる。
Bさんは、やはりドイツ勝利にベットしたが前半イタリアが2-0になった時点で損切りする。得点差が増したので、損失は150万円に膨らんだ。
Cさんは、試合終了までポジションを保有し続け、ドイツが1点を返してくれたことで、100万円+50万円=150万円となった。
と、まあこんな感じになるだろうか。
為替と同じで、サッカーも実力が拮抗している試合は、勝敗を予想するのは非常に難しい。後半ロスタイムで逆転することもある。
ここにただ書いているだけなら感情も入らないが、実際に自分の資金を投じての賭けだったら、冷静にチーム状態や試合状況を判断し、試合を楽しむことができるだろうか?
これをFXでやらなければならないのだから、普通の神経ではなかなかできなくて当たり前のことではある。
損益にフォーカスするのではなく、チャート観戦そのものにフォーカスし、チャート観戦を楽しまなければ、冷静で的確な判断ができないのではないだろうか?
7月1日の決勝 スペインVSイタリア戦のオッズは、スペイン2.20 イタリア3.75 引き分け3.10だそうである。この魅力的なオッズと今の勢いから、私ならイタリアに賭けるかもしれない。
・・・(2)につづく。