「呑まれる」の心理考察(2) | FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

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アマゾンから本が届いたわけではない。先ほど注文したばかりなので、おそらく来週になるだろう。

今、ユーロ2012 ドイツVSイタリアが終わった。結果は大方の予想を覆しイタリアが2-1で勝利した。ついにあの債権国ドイツが債務国のPIGSに屈した形となった。イタリア国民ですらこんな展開は期待も予想もしていなかっただろう。
ドイツがPIIGSに対して強硬な態度に出なければいいが。
PIIGSとしないのは決勝トーナメントにアイルランドが入っていないから。

世界最大の債権国は日本である(2011年)。日本の企業、政府、個人が海外に保有する資産から負債を差し引いた「対外純資産残高」は2011年に253兆円で、21年連続で世界最大の債権国となっている。2位は中国、そして3位がドイツである。世界中から債権を回収できれば、日本は税収などなくても23年はやっていけるのである。しかし、貸した金は戻らないのが世界の常識・・・。

試合が始まってから予想通りドイツがゲームを支配していたので、イタリアが先制点を獲れば面白くなるだろうと思っていた矢先、イタリアが前半20分先制点を奪取した。これは願ってもない転換となった。イタリアにいいハンディとなったので、試合は益々面白くなると思われた。すると前半36分またしてもイタリアが追加点を決めた。イタリア国民が歓喜する様子とメルケル首相の苦痛の表情が目に浮かんだ。

次第にドイツに同情する気持ちが湧いてきた。そして後半終了間際にPKでドイツが1点を返すも時すでに遅し。ドイツにはもう反撃する時間も体力も残っていなかった。

フィジカル面、戦術、戦略において、イタリアがドイツに確実に勝っているものは見当たらない。強いて言えば、個々の技術とピルロという司令塔くらいのものだ。ピルロは全盛期の中村俊介を彷彿とさせる。

ではドイツの敗因は何だったのか?考えられることはやはりメンタル面にあったのではないだろうか?
ドイツは公式大会でイタリアに勝ったことがない。7戦して、ドイツの4分け3敗であることから、イタリアに苦手意識があった。
世界からの評価が高く、天狗になっていた。

「呑まれていた」ことと敵を甘く見ていたというより「自信過剰になっていた」のではないかと思われる。

イタリアもこれまでには栄光と挫折を味わっている。2006年ドイツワールドカップで優勝したが、2010年南アワールドカップでは屈辱の予選落ちをしている。そこから這い上がってこのユーロ2012で決勝進出を勝ち取った。イタリア国民でなくてもこの偉業には素直に賞賛したくなる。

・・・(3)につづく。