ファンダという色眼鏡をかける弊害(1) | FXデイトレ@フィボナッチサイクル戦略.COM

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サイクル(横軸)+水平線(縦軸)+斜線を使ってチャートを分析しトレードしています。

世の中にはニュースやファンダメンタルズを全く無視してトレードをする人も多い。

理由は

情報が末端の我々に届くころにはチャートに織り込まれているので、受け取った情報を元にトレードしていても遅すぎる。そして、全て(ファンダ、情報、人間の心理など)がチャートに織り込まれるので、そもそも情報など必要ないから。

であると。

今週、私はユロもポンも下目線でずっと見てきた。理由はギリシャ選挙を含む南欧問題で神経質になっていることから上昇というより、下振れし易い地合いだと考えていたからである。

では、ギリシャ選挙後の私の考えるシナリオは、
①現政権が敗れ新政権が誕生する→通貨ユーロの暴落→新政権の誕生を見越した対策+G20での対応→が、下落は止められない→7/24ごろから8月にかけて直近安値を下抜け史上最安値を目指す
②現政権が維持→通貨ユーロ高、円安→しばらくしてギリシャ南欧問題の再燃→7/24ごろユーロの反転下落開始→8月に史上最安値を目指す
③現政権が維持→ユーロ高・円安が続き、世界経済は安定していく
この中で最も可能性が低いと思われるシナリオは③。みんなが望んでいることだが、最も困難なことのように思えるからだ。

新政権が誕生すると考える理由は・・・
ギリシャ国民は借金の踏み倒しを選択し、将来やEUのことよりも現在の自分たちのことを優先すると考えられるからである。というのも、アイスランドが借金を踏み倒し、あれだけサブプライム問題で騒がれたにも関わらず、現在はアイスランドクローナが下落したことにより同国の輸出が好調で経済成長も順調に進んでいるという事実がある。「借金踏み倒し→経済成長」というモデルが出来上がってしまっている。ギリシャ国民が自分に都合のよいこの事実に飛びつかないわけがない。

また、「ギリシャの財政が悪化したのは以前の政府の責任であって、自分たちに責任があるわけではない。よって、現在の生活を悪化させる緊縮財政に我慢させられることには納得がいかない」と多くのギリシャ国民は考えているだろう。

我々日本人も同じだ。あれだけ頭脳明晰な官僚や国会議員が集まっていながら、国家予算の10倍もの借金をつくってしまったことには、少なからず腹立たしく思っているはずだ。

ブログを書いているうちにユーロが下がっている・・・(2)につづく