EUR/USD 4時間足
ラインの特性及び優先順位
1.水平線
特性)引いた後の値動きによって波形が生まれようが、水平線を引き直すことがないので最も信頼がおけるライン。
トレードへの適用)レジ・サポとして機能することが多いので、逆張り(±10P程度のストップ)での使用はできるが、オーバーシュートやアンダーシュートがあるので、抜け直後の順張りは避け、押し目や戻りを狙う。
注)赤丸Aで水平線を下抜けているが、トレンドライン(安値切り上げライン)がサポートになって上昇している。→ 抜けた後に押し目・戻りを狙う前に、このようなトレンドラインがないかチェックする。
2.トレンドライン
高値切り下げライン、チャネルライン、上昇フラッグ、下降ウェッジ等など水平線以外のラインは全てトレンドラインと定義する。、
特性)引いた後の波形によって引き直す必要があることから、信頼度は水平線よりも劣るが、長期時間足になればなるほど機能しやすい。
トレードへの適用)長期時間足でラインの反応状況を確認(状況判断または環境認識)したあと長期時間足の示唆する方向への逆張りエントリー(=長期順張り・短期逆張り)が望ましい。また、そのエントリー後は、エントリー方向にある短期トレンドラインはブレイクしやすいので、ブレイク期待の保有を心がける。反応して5分ミドルを抜けたら決済する。長期時間足の示唆する逆方向でエントリーする場合は、短期決済または即損切り。
注)ブレイク後に戻ることが多いので、ブレイク直後のエントリーは避け、常にラインまで戻ってからのエントリーまたは、戻り・押し目を狙っていく。
実際のトレードと考察
先週と今週の相場分析で、白トレンドラインと赤トレンドを引いていた。白ラインを引いた理由は、Bからラインを引くとCの箇所2点の高値とぴったり合致したからだ。
では、実際に行ったトレードはどうだったかというと、ピンクチャネルラインまでの上昇も考えられたので、損切り60pips(実際は倍賭けナンピンなので、実質210pips程の損切りになる)を想定して、3ポジションのナンピン手法を使った。そう判断した詳細理由は、①ラインが複数引け、どのラインが機能するかわからない②損切りしたくない③一気に上昇することはまれなので、ある程度上昇したらどこかで一旦押し目をつくるはず。押し目をつくれば±0で逃げられるだろう。
結果的にはナンピンすることなく第1ポジションでピンポイントで下げたが、最悪200pipsほどの損切りもあったわけだから、いくら勝率がいいからと言って200pipsの損切り想定はナンセンスであった。また、赤トレンドラインを上抜けた場合、ピンクチャネルラインが果たして機能するのかも問題だった。では、どうすればいいか?もっとエントリーポイントを絞って、1ポジにしてロットを増やし、損切りは10pips以内にすることだろう。それには、的確な状況判断、より精度の高いラインが必要になる。
今回の場合、状況判断はどうだったか?「相場分析」でトレンドラインで反応すれば下抜ける可能性が高いと分析していながら、ピンクチャネル下辺でロングし損切りになっている。結局、その分析を忘れてしまい短期の状況判断しかできていなかった。(=刹那的トレード)
理想的な判断はどうだったか?チャートが出来上がってしまえば誰でも簡単にできるが、今回の場合、ピンクチャネルを引いたときにCの箇所で上辺に達していないことから黄下降ウェッジを引けていなければいけなかった。(ゆみちゃんは引けていたようだ。出来上がってからの画像アップなのでなんとも言えないが、自分はそれを見て初めて気が付いたのだから、まだまだライン能力は低レベルと言える)。また、黄丸のダブルトップのネックラインを引けていたにも関わらず、短期足に気をとられていてマークしていなかった。(このことから短期足(15分足)だけでトレードしていることがはっきりわかる。)よって、①赤のトレンドライン②ACで引ける水平線③黄ウェッジ上辺の3つも重なるレジスタンスポイントはかなり強力であると判断しなければならなかった。さらに、それら長期時間足で引けるレジスタンスに反応した後は短期サポートラインを抜けやすい特性を踏まえていれば、ピンクチャネル下辺でのロングは見合わせることができただろう。下抜けを期待してのポジション保有か抜ける前のショートが理想的だった。