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解説とミスリード

ミステリィ小説などで、読者を意図的に誤った方向に誘導する書き方をミスリードという。作者としては意外な人物が犯人だった方がよりウケるわけで、それは一つの手法として広く認められている。読者側としても「どっへー! そういうオチかよ」なんて驚きつつも、読書のカタルシスに酔いしれるわけだ。

が。それがスポーツの世界に導入されると、どうなるんだろうか。


昨日のテレビ東京でWBA世界スーパーフライ級選手権、A.ムニョスvs川嶋勝重戦を観たのだが、どう見ても川嶋がリードしているとは思えない試合内容なのに解説のガッツ石松が途中で「川嶋の5ポイントリードです」などという発言を連発。観ている方は「そうなのかなあ?」と疑問に思いつつも「でもガッツがそう言ってんなら川島が勝ってんのかなあ」と考えるわな、フツー。


ところがどっこい、終わってみれば判定の結果は「勝者~、WBA世界スーパーフライ級チャンピオン~、アレクサンドル~ムニョ~ス~」っていうから、観てる方は「ありゃありゃ」なんて、ガックシきてしまうわけだ。


ま、ボクシングのように日本人対外国人なんていうシチュエーションではどうしても日本人側に立って放送するのは仕方がない。中継的にはその方が盛り上がるからね。オリンピックとかサッカーの国際試合なんていうと、その傾向はとても強いし。

解説者に対してはテレビ局側の要請もあるのだろう。試合を(番組を)盛り上げるために、視聴者の興味をつなぐために、どうしても日本人の肩を持たざるを得ないのも、商売としての事情は分かる。

けどさー。

いくらなんでも「川嶋の5ポイントリードです」なんて言っておいて、結果が川嶋の最大6ポイント負けなんつーのは考えてみればマックスの誤差が11ポイントなわけで、計12ラウンドで両者ともダウンゼロっていう試合だとそれはちょっと、余りにもなんなんじゃじゃないのかなあ。

そういう解説ばっかりしてると、解説者としてのガッツさんの信用に関わるんじゃないのかなあ。


短期的にはノリで済まされることでも、後でよくよく検証してみたら「ああ。こいつはアホだなあ。まるで信用ならねーなあ」と思われて、そんなアホな人が解説する番組への信用度はバシバシ低下、よって視聴率もバリバリ低下、必然的にその解説者の仕事はどんどん減っていく、同時にそんな番組を垂れ流すテレビ局に対する信用度も急落、その局の放送は今後、絶対に見ない。という図式につながるのは、決して俺だけじゃないんじゃねーかなあ。。


つーかさ、視聴者をあんまりバカにしてると、後で痛い目をみるよ。しらないよ。

それにしても琴欧州は

心配していた初日だったけど、目の前で朝青龍が完勝したのを目の当たりにしたせいか、白鵬も万全の相撲で白星発進。やっぱり両横綱が優勝争いを引っ張る展開になりそうだ。


初日のハイライトは、なんといっても朝青龍の土俵入り。「待ってたぞーっ」などと歓迎の掛け声があちこちから上がり、フラッシュの嵐に目がくらむ。館内が異様な盛り上がりだった。毀誉褒貶あるものの、主役の座はやっぱり朝青龍なのだろう。

それになにより、なんだかんだいっても朝青龍には抜群の集客力がある。なにもなくても初場所は盛り上がるのが常だけど、今年はチケットの売上げが、かなりいい。初日は当然としても、千秋楽ももう、一枚もチケットが残っていない状況だし。私的な考えとしては、角界全体が盛り上がるのなら、復帰を歓迎する。


辞めろという声が多いのは承知しているけど、このまま辞められたら相撲界が勝ち逃げを許したことになる。白鵬でも誰でもいい。強い横綱を、力でねじ伏せる力士がいてほしい。

で、白鵬以外に誰かそんなヤツいんのか、って見渡してみると、残念ながらどうもいなさそう。大関陣はみんな体調に不安を抱え、安馬も昨日はイマイチ。安美錦と稀勢の里はちょっとだけ期待できそう。豪栄道は一発なんかやるかも。把瑠都は番付上、大勝ちしないかぎり当たらないか。


ところで、琴欧州だ。ヤツは一体、どうしちまったんだ? 大関に上がる頃は史上稀に見るルックスと素直な人柄で、ヒールの朝青龍の対極に位置する存在として物凄い期待をかけていたのに、打倒朝青龍の一番手だと思ってたのに、最近の情けない相撲ときたら、そりゃ一体なんなのよ?

かつて小錦旋風が吹き荒れた頃、小錦とまともに渡り合えるのは千代の富士と北尾と北天佑だけだった。私は、自分の倍くらいある(ように見える)小錦を、北天佑が右腕一本で投げ飛ばす姿に途方も無い爽快感をおぼえたものだった。ところが、近い将来の横綱間違いなしと思っていた北天佑が大関に上がった途端、まるでヘタレのような相撲ばかりになってしまって、地位を守ることに汲々としているその姿には大いに失望したものだった。

今の琴欧州も、まさにそんな状態。むしろ超絶的なルックスで女性からも関心を集めただけに、罪はより重いかもしれない。

初日も行司差し違いで勝つには勝ったとはいえ、下がってからの苦し紛れのはたきこみ。なんなんだそりゃ。イライラする。お前が取るべきは、そんな小さい相撲じゃないだろ。突っ張られようが押されようがそんなことはどうでもいい。とにかくまわし取ってどかーんと吊り上げろ。四つだ投げだと、細かいことなんか気にすんな。自信を持て。お前は強いんだ。まだまだ老け込む歳じゃないだろ。心を入れ替えろ。


CMやバラエティに出まくってた頃のあの勢いが、今となっては懐かしい。強くてかっこいい大関は、みんなの憧れなんだ。スーパースターになる資格は、まだある。

そう、信じてるぞ。

初場所勝手に予想


朝青龍の復帰で盛り上がっている初場所を勝手に予想してみる。

今朝のテレ朝で週刊現代の記事をパクッたバッシング特集をしていたけれど、その中でパネラーの朝青龍成績予想は9~12勝で優勝はなし、という意見(願望?)が大勢を占めていた。

ヨソの記事をパックリ頂いておいて自分ンとこでは「取材拒否されました」などという、なんのオリジナルもない報道を堂々と流すようなアホ番組のいうことだからどうでもいいけど、ま、一応の目安にはなるのかな?


私の考えも大体そんなところで、どう考えても白鵬との一騎打ちにしかならないんではないか。

いくら出場停止明けで実践感覚が鈍っていようとスタミナに不安があろうと、総見の感じでは白鵬以外に相手になりそうなヤツはいないような気もする。そもそも、朝青龍のブッちぎりの強さを考えると、ほかの力士には彼の言動に文句をたれる資格なんてないのではないか。文句があるなら勝てばいいのだ。


だいたい、ヒールっつーのはヒーローがいてこそ引き立つものなのに、今の相撲界には絶対的なヒーローがいないっていうのも朝青龍の悲劇かもしれない。亀田一家も内藤に負けたことでなんとなく禊を済ませたようなイメージになってるから、今場所、白鵬に優勝をさらわれたら朝青龍にもそんな雰囲気が出てくるのかもしれないが、白鵬はあまりにも格調高い正統な相撲な上にルックスも地味だからヒーローってイメージではないし俺は一番応援している相撲取りなんだけど、どうも一般受けするキャラではないし。。


白鵬はここ2場所連続して優勝しているとはいえそれは朝青龍のいない場所で勝っただけであって、成績も13勝と12勝。しかも致命的なのは初日にベラボーに弱いという欠点で、序盤に取りこぼさない朝青龍と途中で星一つか二つ離されると精神的な焦りが出てこないとも限らず心配で、そうなると逃げ切られる危険性も高いのではないか。

とはいっても朝青龍がかつてないほどの猛稽古を積んできたとはいえ万全とも言い切れない状態であろうことも考えられるから、一つや二つの取りこぼしも考えられる。


で、私の結論。

2敗同士の千秋楽、大熱戦の上、左からの上手出し投げで白鵬の勝ち。白鵬が万感の思いで国技館の天井を見上げる横で、負けた朝青龍は爽やかなフリをした苦笑いを浮かべる。って感じでどーだ?


明日初日、観戦に行ってきまーす!

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