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注目度と活性化

卓球の全日本選手権が開催中だが、四元奈生美のウェアが注目を集めている。福原愛や石川佳純といった若手の活躍ばかりが話題になっていた卓球界だけど、ジャージでの戦いのせいか競技の性格上か、どうにも地味な印象はぬぐえなかった。そこへもってきて四元のド派手なウェアは一般紙では「奇抜」扱いをされているが、でもいいじゃないの。ズルでもインチキでもないんだから。注目を集めることでほかの選手も頑張って、競技全体のレベルアップにつながれば万々歳ではないか。


地味といえば、バドミントンなんて数年前まではその最たるものだった。ところがオグシオ(小椋久美子・潮田玲子)の登場で事態は一変。写真集の販売が好調などと社会現象にまで発展し、今やメジャー競技にも迫る注目度だ。オグシオ人気は協会の仕掛けだが、成功したのはコンテンツそのものに魅力があったからだろう。

ビーチバレーの浅尾美和やカーリング娘など、ビジュアル先行の面は否定できないものの、注目度が上がることで周りも発奮、従って全体が活性化する、という図式は歓迎したい。


わが角界も朝青龍騒動で注目度が急上昇、白鵬も毎日気を抜かず本気で取っているし昨日の豊ノ島も惜しかったけど立派な相撲だった。客足も上々で、結構なことだ。


そこへいくと、プロ野球の、特に巨人。巷間いわれているように札びらで有力選手をかき集めて去年はなんとか優勝したものの、人気回復には全然つながらず注目度も視聴率も下がりっぱなし。去年に至っては優勝決定の試合が地上波で放映されないという前代未聞の事態に発展した。地域密着型の日本ハムやロッテ、ソフトバンク、楽天が経営的にまずまず健闘している中で、その凋落ぶりはより際立つ。

スキャンダルを仕込めとはいわないが、ダルビッシュ級の超イケメン選手を取ってくるとか、もっと話題を集める努力が必要なのではないか。

中居君みたいな芸能人で釣ろうとしても、ファンはそんなことに関心はない。チームと全然関係ないし、効果なんてあるはずない。

ま、巨人一極主義は少なくともファンの間ではもう終わってるから、別にいいんだけどね。

立ち合いがおかしい

初日前に「両横綱が2敗同士で楽日決戦」と勝手に予想したけれど、4日目までを見た感じでは、朝青龍はともかく白鵬はどう間違っても1敗がせいぜい、うまくすると全勝の目もあるんではないか、と軌道修正したい。従って予想は早くも外れる公算が高くなってきた(笑)。でもいいのだ。白鵬が優勝する分には文句ないもんね。

大関陣は千代大海だけでなく琴光喜まで休場の危険性があって、琴欧洲は相変わらずのダメっぷり。魁皇も往年の力感はないし、終盤になったら割りも番付だけに頼っていては興味が削がれるかもしれない。

4日目の豪栄道には期待したものの、まあ、あんなもんか。一度は横綱の腕をかいくぐるなど、可能性は感じさせた。少なくても琴光喜よりは先に朝青龍に勝つ日が来るだろう。


で、立ち合いだ。

3日目も朝青龍の立ち合いがフライングだと叩かれてたけど、よくよく見ていると立ち合いがズル気味なのは彼だけではない。具体的に誰かっていうのは、ちょっと控えるが・・

本来は垣添のように先に両手を着いて相手を待つのが理想的で、白鵬や魁皇、稀勢の里のように先に片手を着いていてもう片方の手は相手との呼吸を計ってから立つというのも美しい。千代大海のように相手に合わせてから両手を一辺に着いて立つのも、呼吸を重視する押し相撲ならまあ宜しい。

でもなー。どっちの手も着かないっていうのは、それはちょっと反則なんじゃないかなー。

いくら相手より先に有利な体勢に持ち込みたいからっていっても、立ち合いで手を着かないっていうのは問題なんじゃないかなー。


春日野理事長時代に、待った罰金制をはじめとする立ち合いの正常化が推進されたけど、今は北の湖が一連の不祥事で批判の矢面に立たされているせいか、それも有名無実化してしまっている。

こんなことでいいのか?

今は映像技術の発達でいくらでも事後検証ができるんだから、疑わしきはビデオで確認して、明らかな手着き不十分だった場合には取り直しにするとか、厳罰化の方向に持っていくべきではないのかなあ。

相撲には様式美が必要だよ。

ズルしてでも勝てばいいやっていう風潮は、見ていて不愉快だ。



蛇足ながらビデオといえば・・

私に似ている(笑)安美錦が出島に負けたのは残念だったけど、物言い後の千代の富士の「安美錦の体が飛んでおり」という説明と判定は良かった。

最近はビデオ判定とでも言うべき不可解な裁定が多かった(琴ノ若が朝青龍を裏返したのに「かばい手」が「同時」などというふざけた裁定で取り直しになったのが象徴的)のに憤慨することが多かったけれど、相撲というのは本来、もっと「体」を重視する競技だったはず。

相手の体が明らかに体が飛んでいるのに、自分の手が着く方が早かったなんて理由で勝ちを取り消されたら、そりゃ敵わんだろ。

引き(はたき)と寄り(押し)が同時に見えたら、その時はすべて攻めている方の勝ちにしてほしいものだ。

3日目所感

ダメだった人


北勝力 前二番がともに変化技決着で館内が白けきっているところでさらに立ち合い変化。相撲は勝負であると同時に客商売でもあることを自覚しなさい。つーか、北勝力は今、私が最も嫌いな力士の一人。相手とまったく合わせる気のない自分勝手な立ち合い、懐に入られるとすぐに勝負を投げ出すやる気の無さ、変化の多用、単調な取り口、性格悪そうな無表情・・そんな相撲観るためにゼニ払ってるんじゃねーぞ。


琴光喜 幕内三場所目の若手相手に十分の下手をひきながら小細工に走って攻めに出ないそのノロマさはなんだ。朝青龍と目をあわせられないくらいのチキンだから仕方が無いのか? 立ち合いぶちかましからの速攻が決まる時はホントに強いんだから、もっと攻める意識を持ちなさい。なんなら、その体を俺に貸してくれよ。全勝してやるよ。


千代大海 休め。相撲取れる体じゃないでしょ。気の抜けた大海なんて見たくない。



・良かった人


安美錦 11回目の対戦で初めて若の里に勝った。2日目の栃乃洋戦はうまさが光り、3日目は半ば開き直ったような攻めで苦手を克服。これはイケるかも。ちなみに私は、数年前に行ったちゃんこ屋で店員さんに「おにいさん、安美錦に似てるねー」と言われたことがあって、それ以来、個人的な感情も入っています 笑


豪栄道 もたもたしてる大関を、まわしひいた瞬間にブン投げて十分な体勢をつくって寄りきり。完勝。器のデカさを感じさせる、将来性豊かな勝ち方だった。


白鵬 どかんと押されて俵に詰まっても、下半身がどっしりしている。受けて勝つ、堂々たる横綱相撲。反対四つでも豪快に投げるのはかっこいい。今朝の朝日新聞には、豊ノ島が空を飛んでる写真が載っていた。本人はちょっとヒヤッとしたようで舌を出してたけど、カワイイから許す 笑



・判断に迷う人


朝青龍 土俵溜まりにいた内館牧子を睨みつけたとか黒いサポーターは良くないとか、相変わらず土俵外の話題が先行してるけど、肝心の相撲もよく分からない内容。本人ですら「待ったかと思った」というくらいフライング気味の立ち合いで、これで立ち直ったかどうかは判断できないんじゃないかな。今日の豪栄道戦はファン必見の初顔合わせ。吊り落としとか二丁投げとか、なにかスゴイことをやるかどうか。金星の可能性も、なくはないと思えるが。。