カワサキポリス1000の製作が頓挫しちゃったので、こちらの製作を。
カワサキポリス1000は、ただ今残っていたメッキパーツ剥がしをおこなっております。

双フロート水上機を製作しておりますが、まずは組み立て前の整形処理から。

【スーパーマリンS6B】
古いキットゆえに問題点がたくさんありますが、まずは凸モールドで再現された主翼のパーティングラインは、エッチングパーツのランナーを定規にしてPカッターで彫り直します。

墨入れすると、こんな感じ。
まぁ、この作業はあまりやらないほうが良いですけどねぇ。
Pカッターでスジ彫りしているところに溶剤を使うと割れちゃうリスクがありますが、老眼で見えづらくなってきているので(TOT)。

デカールを貼る位置を凸モールドで示してありますが、これは当然削り落とします。

機首のシリンダーヘッドカバーは合いませんねぇ。
形状が崩れないギリギリまで削ってフィッティングを調整し、後はパテのご厄介になります。

コクピット内はビリケンさんパイロット以外に入れるものは無いんですが、胴体を接着してからも入れられるように加工しておきます。
かなり狭いですけど、水上機レーサーのパイロットがビリケンさんでは困るので、他のパイロットフィギュアを探しているところですが、見つからなければシートだけでも取り付けます。

カーモデルにおける4輪接地に相当する、左右のフロートのバランスを調整するために治具をつくりました。
この治具に載せて左右のフロートの水平を出せば、機体の水平も出るはずなんですが、フロートの支柱を取り付けてみてビックリ!

全く水平が出ていませんでした(TOT)。
前側の支柱はほぼ水平が出ていますが、後ろ側の支柱は右側に傾いています。
原因は左側の支柱がフロートに収まりきっていないことでして(赤矢印)、右側と比較すると明らかに合っていません。
このまま製作すると当然ながら主翼が傾くわけで、修正するには支柱を取り付ける左側のフロートの凹みを削って下げ、支柱全体の水平を出すことですが、右側にならって取り付けたら水平が出るというものでもなさそうです。

精度悪すぎ~!(TOT)

まぁ、目視で違和感が無いくらいまで調整し、後は主翼を取り付けた時に、左右の翼先端の高さを測って合わせるしかないでしょうねぇ。

胴体は隙間ができていたシリンダーヘッドカバーや水平尾翼の付け根をパテ埋めしました。
パテが固まるまで一晩放置します。

製作手順としては、
①胴体に主翼を取り付けて、上反角を調整
②フロート支柱の水平を調整
③機体全体のバランスを調整
ということになりますので、とりあえず今回の作業はここまでとします。

では、また。
(^^)/~~~