ついに始まりましたで~!
あるとさん主催の「motorcycleコンペ2024」に参加させていただきまーす。
( ^o^)
私の出品作品はこれだよーん。


カワサキポリス1000のウインドシールド装着モデルでござる。

何故これを選んだかと言うと、70年代に放送されていたアメリカのテレビドラマ「白バイ警官ジョン&パンチ」に登場する、「Chips」ことカリフォルニアハイウェイパトロールの警官が乗るカワサキポリス1000がカッコ良かっからです。
画像はジョン役のラリー・ウィルコックスとパンチ役のエリック・エストラーダが出演するseason1~5のものです。
season6はラリー・ウィルコックスが降板し、パンチの相棒は新キャスト(名前忘れた!)で放送されました。
その後ファンの熱い要望を受け、「帰ってきた白バイ警官ジョン&パンチ」でラリー・ウィルコックスが復帰していますが、二人の確執により番組は終了しました。
当時はChipsが装着しているヘルメットやユニフォームがミリタリーショップなどで売られていて、アメリカンポリスファッションと同様にちょっとしたブームになりました。
Chipsのユニフォームを着てハーレーに乗ってる人達をよく見かけましたよ。
 年輩の人ばかりでしたけど。
残念ながらカワサキポリス1000に乗って、バッチリ決めている人は見たことはありませんが。
かくいう私もChipsとLAPD(ロサンゼルス市警)のユニフォームを持ってましたねぇ、バイクも乗れないのに。
そういえば、あのユニフォームどうしたんだろ?
いつの間にか無くなっちゃったけど。
まぁあっても着れないけどね、あの頃はスリムだったから・・・
バイク好きの人に言わせると、今回製作するアオシマのキットが再現しているモデルは、ジョンパン(ジョン&パンチの略)が乗っているものとは違うらしいんですが、 Chipsのバイクを再現できるプラモなんてこれしかありませんから、そこはひとつ妥協するということで。

 前置きが長くなりましたが、それでは製作を始めましょう。
キットはカウル付きのモデルも選べるようになっており、白バイの装備品のパーツも含まれているので、大きめの箱にパーツがギッシリと詰まっていますね。
他にも、他のキットからの流用パーツなどもあり、使わないパーツがたくさんあります。
それは良いんですが、シールドタイプのように大きな透明パーツやライトレンズなどが無造作に入れられており、傷がつくとほぼ修正が不可能になる透明パーツの扱いとしては問題がありますねぇ。
この状態だと輸送中にパーツ同時が擦れて傷がつく恐れがありますから、せめてウインドシールドくらいは個別梱包するべきだと思いますが。
新品で購入したは良いが透明パーツが傷だらけなんて、汚しやダメージ表現をおこなうことが少ないカーモデルやバイクモデルにおいては、こういう透明パーツの扱いの悪さを見るとメーカーの姿勢を疑います。
とりあえずガラスパーツは、緩衝材を入れて個別に袋詰めしておきました。

確か初版はかなり前で、その時はシールドタイプとカウルタイプが別々のキットとして販売されていたはずなんですが、現行キットでは同梱されています。
カウルは要らないんだけどねぇ・・・

とりあえず、不要なパーツを抜いて整理しておきますが、明らかに不要パーツだとわかっているだけでこれだけあります。
 これらのパーツはジャンクボックス行きとなりますが、バイクキットはパーツの形状が独特なので、おそらく使い道は無いでしょうなぁ。
もったいないねぇ。

おかげで2割ほどパーツが減りました(TOT)。

パーツの整理が終わったところで、本格的な製作を始める前に、パーツの前処理をおこないます。
バイクキットと言えばメッキパーツが多いことで知られていますが、最近はメッキ塗装の進化により、全て塗装で表現する人が多いですね。
私の場合は、
①パイプ類のようにパーティングラインを処理する必要があるもの
②ディスクブレーキのように全体を塗装する必要があるもの
③メッキのままのほうが良いと思うもの
で分けていまして、①②はメッキを剥がし、③については状況を見てから判断するようにしています。
今回はマフラーとクランクカバー?やライト基部を残し、あとはメッキを剥がすことにしました。
プラモデルのメッキパーツには2種類あって、金属メッキだけで仕上げているものと、クリアーコートされているものがありますね。
通常メッキ剥がしにはハイター風呂ですが、クリアーコートされているものはハイター風呂だけでは剥がれないので、先にクリアーを剥がす必要がありますね。
なので、IPA風呂に浸けてクリアーコートを剥がすことにしました。
IPAがだいぶ減ってますなぁ、ついこの間まで1リットルくらいあったのに、半分くらいになっています。
おまけにベタベタするし、 もう交換する時期なのかも。
ダイキャストミニカーの塗装剥がしに備えて補充しとかないとね。
とりあえず一晩ほど浸けておき、そのあとハイター風呂に入ってもらいます。

次に、塗装と仕上げに時間がかかるタンクやフェンダーなどの整形をおこないます。。
タンクと同じホワイトで塗装するパーツはこれだけ。

タンクは他のバイクキットと同様に左右貼り合わせなので合わせ目を消す必要がありますし、さらにデカールを貼った後、段差を消すために研ぎ出しをおこなうので、作業中に割れないように裏側に補強を入れておきます。
接着剤が固まるまでしばらく放置します。

次にエンジンを仮組みし、フレームとのフィッティングをチェックします。
まだ基本的なパーツしか組み立てていないんですが、もうこの時点であちこちが干渉しており、マスキングテープで押さえないと定位置にエンジンが収まりません。
ひょっとしたらフレームが歪んでいるかも
(TOT)。
フレームを組み立てて、エンジンを後付け出来るように加工しようと思ったんですが、エンジンを完成させないと何処と何処が干渉するか不明でして、エンジンを後付け出来るような精度も無いような気もします。
エンジンを固定するフレーム側のピンにズレがあり、なんとなくエンジンが傾いているような・・・
とりあえずエンジンを先に完成させないと、全く前に進みませんねぇ。
金型が古いはずだから、 フィッティングは悪いだろうとは思っていましたが、これはちょっと手こずりそうです(TOT)。

タンクはヒケと隙間を埋めるためにパテを盛り、一度目のサンディングをおこなった結果、
矢印の部分はまだうっすらとヒケが残っています。
よくある位置決めピンの部分ですが、それにしてもヒケが多いですなぁ。
最終的にはサフを吹いて確認しますけど、もう少し広範囲にパテを盛ったほうが良いのかも。

本格的な製作の前に、これらの整形を終わらせないといけないので、まだまだ時間がかかりそうですねぇ。

ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~