めぐみさん主催のファイナルラップコンペSeason2に参加しています。

ユニオン1/24のブラバムBT33の製作も、F1模型の肝中の肝であるエンジンの製作となりました。
エンジン本体には、塗装と軽く墨入れしてモールドを浮き上がらせています。
前回に調整を終えた「鬼キャン矯正装置」(←あれ?普通になってる)上で組み立てて行くことになります。
まずは仮組みして状態を確かめてみると、
並べただけでレベルが合っていました。
珍しい~!

画像ではわかりませんが、タイヤを履かせるとエンジン全体が少し持ち上がりますが、前傾姿勢になるだけなので、レーシングカーにとっては問題は無いと思います。

意図的なのかどうかはわかりませんが、このキットのエンジンの位置決めぴんはタイトに作られており、ガタつくことも無いので、このまま接着してもボディと水平に取り付けられるのはありがたいです( ^o^)。


上から見ると、こんな感じ。

実車画像と比べると、
うーん、全体的にマッチョな気がする・・・
まぁ修正は無理ですけどね。

そしてエンジンの組み立て。
エンジンにはディストリビュータとキャブレターを取り付けています。
この後、チューブを取り付けていきますが、チューブのテンションで接着が外れる可能性があるので、ここは接着に時間をかけて、この状態でひと晩ほど放置します。

左右のサスペンションはこんな感じ。

ここからの作業は細かいパーツが多く接着面積が少ないですし、さらにきちんと位置決めできるような設計にはなっておらず、サスペンションとエグゾーストパイプ以外は全てイモ付けですから、強度的にも不安がありますね。
なので、ひとつひとつの接着作業を確実にしていく必要があります。
そういう作業を延々と続けながら左右の車軸のバランスを整え、かつ4輪接地まで持っていかなくてはなりませんから、慌てず騒がずじっくりと組み立てていきます。

こういうところを見ると、タミヤのキットが如何に良く考えて設計されているかわかりますねぇ。


エンジン本体はしばらく触れないので、この間に他の部分のパーツに手を入れておきます。

製作工程では最終段階に取り付けるオイルクーラーやオイルタンクは、接着がイモ付けにもかかわらずビニールチューブを配管しなければいけません。

しかもキットの状態では取り付け位置にあるピンが太すぎてビニールチューブが入りませんから、ピンのモールドを削り飛ばし、0.5mmのピアノ線で作り換えました。


エンジンへの取り付け部分にも足付けしたので、接着強度は増したと思います。
あとはビニールチューブを配管した時にどうなるかですね。

注文していた金属線が届いたので、強度に不安がある部分は金属線に置き換えていきます。

まずエンジンマウントはほとんどがイモ付けなので、エンジンを上から支えている部分を外径0.8mmのアルミ線に置き換えていきます。

エンジンとロールバーに穴を開けて左右両側から支えているので、接着しなくてもエンジンを支えることができるようになりました。
このようにエンジン周りはイモ付けによる接着箇所が多いので、強度的に不安がありますから、組み立てる前にその不安をできるだけ消していこうと思います。

ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~