めぐみさん主催のファイナルラップコンペSeason2に参加しています。

ユニオン1/24のブラバムBT33を製作していますが、作業を始める前に悲報をひとつ!
長年愛用していたクレオスの幅広塗装クリップが、ひとつお亡くなりになりましたぁ(TOT)。
原因は分厚いパーツをはさもうとして広げ過ぎたことで、この製品は幅広で大きなパーツでも保持できるようになっている反面、長年使っていると塗料や溶剤でプラが劣化するので、板バネが強力でプラが耐えられなくなるんですよねぇ。
残りは3本だけ。
ご冥福をお祈りするとともに、再販お願いします。

そんなことはどうでも良いので(←だったら書くなよ!)、前回に引き続きフロントサスペンション部分の製作をおこないます。
前回までの進捗状況はこんな感じです。

現在製作を終えているパーツを仮組みし、全体のイメージをチェックしますと、
 あれ?
なんか変!

明らかにホイールがデカいですよね?
それによって車高も高くなってるし。
困ったなぁ、この時代のマシンで、このスケールで、さらにオールウェザータイヤなんて手に入るわけは無いし。
まぁ、スリックタイヤでも良いんだけど、「Firestone」ロゴならね。
タイヤメーカーのロゴを無視したとしても、我が家にある1/24のF1キットは、ハセガワのジョーダン192とホンダRA272だけで、ジョーダン192はタイヤサイズがほぼ同じだから交換する意味が無いし、ホンダRA272は明らかにタイヤの幅が狭過ぎるし・・・
可能性があるとしたら、東京マルイの1/24F1キットで、リリースしていたアイテムもブラバムBT33と近い年代のマシンだから、ひょっとしたら合うかもね。
でも、そんな貴重なキットからパーツ取りなんかしたら、 廃盤でパーツ請求はできないだろうから、残りはジャンクボックス行きになっちゃうしなぁ。

まず流用は無理ですなぁ(TOT)。

もう諦めるしかないかな・・・
なんだよ、これクソキットじゃん(←クソとか言うなって!)
前回製作した時点で知ってたけど。

知ってたんかーい!

まぁ、およそ50年前のプラモなんてこんなものですけどね。

悲報が続いたところで製作に戻ります。

プラ板をかまして矯正した結果、左右のサスペンションアームの高さが、ほぼ同じになりました。


正確な組み立てが難しかった「G-118」のパーツは、プラ材で作り変えています(画像右側)。
さらに、この後の作業で必要になる加工として、ラジエーターにガイドを設けています(画像左側)。

そして取り付け。
前回製作した時はあんなに苦労したのに、立てて組み立てたら簡単でした。
後は長さを合わせてカットし、 塗装のタッチアップをしたら終わりです。
ちょっとずつ賢くなる自分が好き♡

接着剤が乾くまでの間に、 ラジエーターとボディサイドを走るラジエーターパイプの位置決めをおこなっておきます。
キットではこれらのパーツは全てイモ付けですから、先ほどラジエーターに取り付けたガイドと、先日ラジエーターパイプにおこなった足付けに合わせてラジエーターに穴を開けることで、定位置にラジエーターパイプを取り付けることができます。

フロントサスペンションには補器類や消化器、そしてタイロッドを取り付けて完成となります。
パイプやホースなどが狭いエリア内で交差まくってますが、これを説明書通りに全てイモ付けで完成させるには無理がありますねぇ。
前回製作した時に苦労したところなので良いアイデアが浮かぶだけで、 キットのパーツ構成や精度、および説明書だけでは上手くいかないと思います。

次にラジエーターの取り付けとなりますが、 説明書の指示通りに組み立てる、つまりコクピットカウルを固定してしまう場合は何ら問題は無いんですが、コクピットカウルを脱着式に組もうとすると大きな問題が発生します。
説明書はこうなっています。
見た目はラジエーターパイプだけでラジエーターを支えていることになりますが、路面の凹凸などの振動を常に受けているにもかかわらず、実車ではそんな馬鹿なことは無いわけで、何らかの支持架があるはずです。
万が一、振動でラジエーターパイプが破損したら、ラジエーターが脱落するだけにとどまらず、オーバーヒートしてレースはそこで終わりですから。
実車画像を見てみると、
鋼管製の支持架がありますね。
ただ問題なのは赤矢印で示したラジエーターより前方の部分は、フロントカウル(ノーズカウル)にメッシュを取り付けたので再現できません。
ここまで再現すると、フロントカウルがハマらなくなるんですよ~(TOT)。

まぁ悩んでいてもしかたがないので、とりあえずラジエーターパイプを取り付けて、ラジエーターを支えてみました。

ゼリー状瞬間接着剤と流し込み接着剤を併用して、ガッチリと固定しました。
そして接着剤が固まるまでしばらく放置します。

サスペンションからラジエーターに渡っている鋼管製の支持架のみしか再現できないことになりますので、接着剤が固まって、仮止めしているマスキングテープを外してから状態を見て、どういう形で製作するか考えます。

ボディの製作が止まってしまったので、エンジンの製作にかかりますよ~。
とりあえず説明書の組み立て手順は無視してエンジン本体とトランスミッションを組み立て、リアホイールとリアウイングの水平出しに関与するパーツを仮組みして、ボディとの傾きを調整します。

ここからは合わせ目を消す作業が増えていきますので、接着剤が固まるまで一晩放置します。

そうこうしているうちにボディ側の接着剤が固まったようなので、マスキングテープを剥がして状態を見てみますが、
コクピットカウルを脱着式にすることはできましたが、やはりラジエーターをラジエーターパイプだけで支えているので不自然ですし、殺風景に見えますねぇ。
ラジエーターの支持架は再現したいところですが、もう少しアイデアを煮詰めてから製作することにします。

ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~