めぐみさん主催のガレージキットコンペに参加しております。

ユニオン1/24のブラバムBT33を製作しています。
コクピット内のディテールアップを終えて、前回までの進捗状況がこれ。

今回から、このキットの製作において、一番の難所であるフロントのサスペンションとアップライトを組み立てます。
主要パーツはこれ。
ダンパーにはスプリングが組み込まれていて、一応可動するパーツ構成になっていますが、果たしてどうなることやら・・・

息を止めてパーツを飛ばさないように気をつけながら、サスペンションだけは組めました。
この部分だけで手が一本足りないような気もしましたが、日頃の行いが良いので(←それは錯覚やろ!)なんとかなりました。
ここまで組んで、ようやく接着剤が使えるので、マスキングテープと流し込み接着剤で固定しています。

さらにアップライトを組み込みますが、なんと生意気にも「ブレーキパイプを取り付けなさい」という説明書の指示があるので、タミヤの0.5mmパイピングケーブルを使いました。

接着剤が固まるのを待って、サスペンションにアップライトを取り付けました。
ここで定盤(平らな板)に固定して、左右のアップライトの高さ(車軸の高さ)をチェックします。
明らかに車体右側のアップライトが1mmほど高いですね。
車軸の中心線で測ると、右側の車軸が定盤から7mm、左側が6.5mmでした。
つまり、車体が右側に傾いているということです。
たった0.5mmでも1/24のミニカーにとっては問題でして、このままでは4輪接地は難しいと思いますねぇ。
 水平が出ていないということは、中心線から離れれば離れるほどその差は広がるわけですから、おそらくタイヤの接地面では1~1.5mmという差になります。
これはパーツ自体の精度の影響もありますが、組み立て方にも問題がある場合もあります。
接着したサスペンションを受けるパーツが傾いているとか、接着したパーツの整形(バリ取りやゲート処理)が影響することもあります。
いろいろと検証した結果、ダンパーのスプリングが効いており、右側のアップライトを下げられないので、左側のサスペンションの下に0.5mm厚のプラ板をかまして、サスペンションを全て接着剤で固定することにしました。
これでも若干段差はありますが、あとは4輪接地の際に調整します。
エレールとしては意欲的な設計のキットですが、残念ながらサスペンション可動は諦めます。
全ての接着剤が固まるまで後の作業はできないので、フロントサスペンションの組み立ては中断ですね。
マスキングテープで固定して一晩ほど放置します。

そういえば前回製作していた時は、この作業をしている最中に作業台から落下して大破しましたねぇ。

忌まわしい記憶がぁ~!

あの時はエンジンも完成していたし、4輪接地の調整中だったんですが、見事にバラバラになったのでゴミ箱ポイッ(-_- )ノ⌒しました。

暇なので(←暇なんかよ、エンジン組まんかいっ!)フロントカウル内にメッシュを貼ります。
説明書には型紙が印刷されているので、切り抜いて厚紙に貼って使います。
メッシュはファインモールドの菱形タイプで、買ったは良いけどずっと使い道が無かったんですが、ようやくデビューとなりました。
( ^o^)

フロントカウルに取り付けると、こうなります。

細かい作業が続くと疲れますなぁ。
 老眼で目も辛くなってきたしね。
まぁ、慌てて作業してもロクなことは無いし、また作業台から落下して大破なんてことになったらイヤなので、今日はこれくらいにしておきます。

 ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~