大ちゃんさん、めぐみさん主催のガレージキットコンペに参加していますよ。

大量の欠品があり完成が危ぶまれたMETAL1/24のBMW327の製作も、いよいよ終盤にさしかかってきました。
前回までは、こんな感じになっています。

仕上げのクリアーコートの前に細部の塗装を終え、ヘッドライトリングやドアノブなど一部のパーツを取り付けました。
また、フロントグリルやエンジンフードのスリットには塗料がのりにくいので、この段階でフラットブラックで塗料しました。
この後光沢クリアーを吹くのでテカテカになっちゃいますが、エナメルのフラットブラックで墨入れすれば、ツヤ消しになると思います。
実車画像と比較すると、


こうしてみると、目標としていた実車のカラーリングよりも、全体的に明るく仕上がってますねぇ。
まぁ、良いでしょう。

 二回目のクリアーを吹く前に、残っていたデカールを貼り、外装パーツを取り付けていきます。
まずは左側のホイールしか貼れていなかったロゴマークは、 メタルステッカーを使って残りの部分を貼っていきます。
メタルステッカーは言わば薄いエッチングで、 無塗装ですが裏側に糊がついているので、手軽に貼ることができます。
 直径2mm前後の小さなステッカーを塗装して、

右側のホイールと

ボディ前端の所定の位置と後部の予備ホイールケースに貼ります。

見にくいですが、よく見ると「BMW」の文字が確認できますね。


前後のウインカーは流用パーツとプラ材でスクラッチし、塗装を施してこんな感じに。
ボディとツヤを揃えたいので、取り付けちゃいました。


 結局ステアリングはレトロなデザインのものを選びました。
左側のものは、フジミ1/24シェルビーコブラのヘッドライトでスクラッチしたサイドミラーで
、鏡面にはステンレステープを貼っています。
  サイドミラーをつかんでいるクリップは、以前(30年くらい前)に購入したクレオスの塗装用クリップですが、今は生産していないんですよねぇ。
幅広で保持がしっかりしているし、ボールジョイントで保持角度が変えられるし、画像ではわかりにくいですが、パーツを保持する部分にはシリコンゴムのシートが貼られているという凝ったつくりになっていますが、板バネ以外はオールプラ製というのが災いし、長く使っていると溶剤に負けて破損しちゃうんです。
我が家も10本中6本が破損して使えなくなりました(TOT)。
非常に使い勝手が良くて気に入っていたんですが、もう再生産はしないんでしょうか?
 発売当時は各メーカーで様々なデザインのものが出回っていましたが、この製品が一番気に入ってます。
今はどこのメーカーも金属製のクリップになっちゃいましたが、そういうのはセンスの無いタミヤなどに任せて、再販して欲しいですなぁ。

METAL1/24のBMW327の製作も、残すは最終仕上げのみとなりました。
あまりにも欠品だらけでしたが、細かいパーツのほとんどを流用またはスクラッチすることで、ようやく完成が見えてきました。
出来映えは50点くらいですが・・・
今回このキットを製作するにあたり、欠品していたパーツと、それを再生するために流用またはスクラッチしたポイントを整理すると、
【欠品】
①タイヤ&ホイール1本
②前後バンパー
③ウインドシールド
④ステアリング
⑤フロントグリルとエンジンフードのスリットパーツ
⑥ドアノブ、ヘッドライトリング、ウインカーなど小物パーツ一式
⑦エンジンパーツ一式

【再生方法】
① シリコンゴムで型をとり、レジンで複製
②ジャンク品より流用し、ナンバープレートをスクラッチ
③プラ材よりスクラッチ
④ジャンク品より流用
⑤プラ材よりスクラッチ
⑥ジャンク品より流用したものや、スクラッチしたものあり
⑦形状がわからないので断念

こんな感じですかねぇ。

まるでソリッドモデルを作っているような感覚に近いです。

けっこう楽しかったけどね( ^o^)。


さて製作のほうですが、 ここから先はボディ塗装が完全に終わらないと最終的な組み立てができないので、ちょっとスローペースになりますね。

暇つぶしに実車について少しだけ解説しますと、1930年代の車ということは、当然ながら第二次大戦中には存在していたわけでして、 その中にはこんな車体もあったようです。

この時代から「箱乗り」しているナウいドイツ兵が乗っていますが、左側のフェンダーに、AFVモデラーなら見慣れたアイツを装備してますね。
軍用なのでライトガードや二段式のバンパーなども面白いんですが、ヘッドライトがエンジンルームから水平に出ているところが、一般販売とは仕様が異なります。
先にも述べたように、BMW327は2シータースポーツのBMW328と比べて「おしゃれ」なイメージだそうですが、こうしてみると、あまり「エレガント」な感じはしませんねぇ。

もう一つはこちら。
これはもう見慣れた画像ですが、そうです、あのハセガワが1/48でBMW327をリリースした際にパクって箱絵にした画像です(←怒られるぞ)。





プリラーは101機の撃墜に1,307回の作戦行動に出撃した。撃墜数の全てが西部戦線で記録されたもので、11機のUSAAFの重爆撃機、68機のスピットファイア(この機種の撃墜総数ではドイツ空軍で最高)、11機のハリケーン、5機の中型爆撃機、USAAFの戦闘機が5機含まれている。