大ちゃんさん、めぐみさん主催のガレージキットコンペに参加しています。
今回はホワイトメタルキットということもあり、またキット自体のディテールはアッサリしているので、細部を作り込むというより塗装に重点を置き、ボディなどの外装パーツの整形に力を入れて製作しています。
ボディの整形はおおむね終わったので、サフを吹いて状態をチェックします。
ベースホワイトを吹いてみました。
小物はこんな感じに。
製作の起点となるリアシートは他のパーツの位置決めに関与するので、シャーシを治具にして正確に組み立てました。
エグゾーストパイプは塗装しないほうがよかったのかも。
ホワイトメタルの素地を生かして、金属感を強調したほうがリアルですしね。
まぁ、後で剥がすとしますか。
問題のボディパーツはと言うと、ボンネットは綺麗に仕上がっているようですが、
残念ながら、ドア周りに「ボイド」と呼ばれる気泡跡がありました。
ホワイトメタルの素地では見にくいですけど、サフを吹くとまるわかりになります。
一度パネルラインで区分けしてサフを剥がしました。
今回の製作のキモですから、焦らず騒がず時間をかけて整形して行きます。
これだけでは完成しないので、我が家のジャンクボックスからめぼしいものをピックアップすると、
ガラスも平らな板状だから、透明プラ板を切り出せばいいだけだし。
このウインドフレーム用のガラスもありますから、「でっち上げリング」でそのまま使うという方法もありますが・・・
さらに嬉しいのは、これ。
フットペダルやドアノブ、フューエルキャップまでありました!
それに、以前BMW 3.5CSのダイキャストミニカーをレストアした時に購入した立体デカールが使えそうだし。
右側はキット付属のデカールですが、劣化が激しいし、明らかにオーバースケールで使えませんからね。
どうしても揃わないのがバンパーでして、1930年代のクラシックカーのバンパーなんて、同じ時代の車からしか流用できませんから、やはりスクラッチ頼りということになりそうです。
なんとなくいけそうな感じがしてきたので、シャーシ部分から製作を始めてみましょう。
このキットのシャーシは単なる板状のパーツに、シャーシフレームを表すリブなどがモールドされているだけで、タイヤハウスから反対側が筒抜けだし、車軸を支える軸受けのようなものは無く、ただ溝が掘られているだけなので、
組み立て前にこれらを作っておく必要があります。
型紙に合わせてプラ材を切り出し、シャーシに取り付けると、こんな感じに。
幌とエンジンフードを載せると、車体の全体像はこんな感じになります。
さらに車軸を通す真鍮パイプを取り付けて、車軸が脱落しないようにしています。
リアシートは所定の位置に決まります。
フロント側のガイドがズレ止めを兼ねているので、エンジンフード(ボンネット)も決まりました( ^o^)。
おわかりのように、エンジンは載せないことにしました。載せたところで上げ底になるし、エンジンを作り込んでも、運転席などのディテールがイマイチなので、あまり意味がありませんからね。
ボディのほうはまだまだこれからという感じですね。
フロントグリルやウインドシールドなどの、工作に時間がかかるパーツの製作がありますし、ミラーやバンパーなどのパーツはまだ揃ってもいませんから。
ボディは整形を終えて傷チェックをしました。
綺麗にはなりましたが、度重なる研磨作業でドアの分割ラインが消えかかっていますね。
フロントグリルはかなり良い感じに整形できました。
シャーシに後部座席を載せ、マスキングテープでガイドラインを設けて、センターコンソールの位置決めをおこないます。
整形がおおむね終わったので、この後シャーシとボディは本塗装に移ります。
ボディは色分け→クリアー吹き→仕上げと、まだまだ時間がかかりますねぇ。
それまでに外装の小物を揃えたいところです。
ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~