めぐみさん主催の「ファイナルラップコンペseason2」に参加しまーす。
今度はコッソリとではなく正式にね( ^o^)

製作するマシンは、コイツだっ!
ユニオン1/24のブラバムBT33で、70年代初頭に登場した、大好きな葉巻型ウイング付きマシンですよ~( ^o^)
実はこのキット、製作するのは二回目でして、前回はヤフオクで落札したキットが、 「他キットのパーツが混在している」と出品者が説明書きしているにもかかわらず落札してしまい、結局途中で製作を断念したというものでした。
今回のキットは内袋を開けていない完品状態です。
ちなみに元はエレール製です。
中身はというと、

デカールはまっ黄っ黄!

 説明書を見ると、さすがはエレールらしく、無駄に精密なパーツと意味不明な分割、さらに伝家の宝刀(細いパーツの連続イモ付け攻撃)を抜きまくってますね。

もう雑色変態モデラーの私といたしましては、身震いがするほどワクワクしてしまうのです。


実車はこれね。

ドライバーは、あのジャック・ブラバムさんですが、ブラバムさんと言えば3度の年間チャンピオンになるなどの輝かしい成績もさることながら、オーストラリア人でありながら「サー」の称号を与えられるなど、イギリスでの功績が大きい人です。

チーム名の「ブラバム」は共同設立者を示すもので、今回のBT33ではチーム設立者兼レーサー兼優勝ドライバーという偉業も成し遂げています。
「ブラバム」と言えば、F1史上における「変態マシン 」のひとつである、BT46Bを設計して導入したいわく付きのチームで有名です。
ブラバムBT46B
あのニキ・ラウダも乗ってましたね。
フジミの1/20キットも積んであるので、余裕があればこちらも製作したいと思います。

ただ謎がありまして、カーナンバーの⑫は、1970年の南アフリカグランプリにエントリーし優勝したマシンなんですが、ネットで調べると薄いブルーのカラーリングと、 濃いグリーン(ブルーグリーン)のものがあるんですよねぇ。
どちらも、1970年の南アフリカグランプリにエントリーしたマシンのようですが、カラーリングが異なるのは何故なんでしょうね?
キットの塗装指示はブルーグレーのようですが、そんな画像は見つからないので無視しますが、薄いブルーのマシンは画像が見つかっちゃったからなぁ・・・
まぁ、画像は本物だけど記載事項が間違っていて、 1970年の南アフリカグランプリのものではないという可能性もありますが。
と言いながらこんな画像も
うーん、光の加減ですかねぇ?
よくわかりませんが2種類あったのかもね。
ダイキャストミニカーの世界でも2種類あるので・・・
画像はテクノモデル1/18のダイキャストミニカー
欲しい~!
でも高~い!
同じミニカーメーカーで色違いを発売しているということは、2種類のカラーリングが存在するのかも知れませんね。
普通に考えれば、開催地によってカラーリングやデザインが変わることはよくありますから、どちらかが南アフリカグランプリエントリーマシンではないのかも。
それにF1マシンのカウルは、破損した時の交換用として幾つか用意されていますし、たまにですけど、予選と決勝でカラーリングを変えるチームもありますしね。
どこだったか忘れましたけど・・・

日本のF1人気は中嶋悟さんの活躍で80年代後半からウナギ上りでしたが、勝つためには手段を選ばず周りに危険を及ぼす乱暴なドライバーが結果を残す時期でもあり、またくだらないチーム内での確執でグランプリを台無しにしてしまうことが頻繁する時期でもあり、この時期以降(80年代後半から現在まで)のマシンは厳しいレギュレーションの影響もあって、だんだん「個性」が無くなって行くので、私としては製作意欲が湧かないんですよねぇ。
「模型映えする」デザインのマシンが少ないのが一番大きな要因なんですけどね。
80年代以降で好きなマシンは、ウィリアムズのFW26「セイウチノーズ」くらいかなぁ。
成績はイマイチでしたが、こういう他チームとは一線を画したデザインのマシンって、「模型映え」するので大好きなんですよ。
今はカラーリングが異なるくらいで、あまり見映えがしないので面白くないですね。
それもがんじがらめのレギュレーションによる弊害でしょうねぇ。
またモデルアップするメーカーも、人気のあるチャンピオンマシンばかりリリースしますから、変態モデラーの私としては寂しい時代で、まさに氷河期と言えます。
F1マシンのプラモをほとんど作らなくなったのも、 時期が重なっています。
排気量、  車体サイズ、 安全性以外はなんでもOKだったら、どんな凄いマシンが現れるやら。
フォーミュラEとかインディ500マイルなんて、みんな一緒(のマシンに見える)やし!

「お金のあるチームが勝つ」という図式が確立したのもこの頃だし、 貧乏チームやプライベーターが奇抜なマシンを駆使して戦っていた70年代のような華やかさも感じませんし・・・
思えば葉巻型とくさび型のような個性的なマシンがたくさん導入された70年代が、一番活気があったように思いますねぇ。
今は何でも金絡みですから、ウンザリします。
バカ高い放映権料の煽りを受けて、有料チャンネルでしか観れないなんて馬鹿げてます。
本来F1や耐久レースなどは、自動車の新技術を公開しアピールする場なのにね。
とかく国際的なレースを牛耳っているオッサン達は、おのれの私利私欲ばかりに目を奪われて頭がおかしくなっているんでしょうねぇ。

気を取り直して製作開始~!
まずはメッキパーツはIPA風呂に入ってもらって、真っ黄っ黄のデカールは蛍光灯漂白して、綺麗になっていただきましょう。

本格的な製作は次回から。
ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~