モノグラム1/48 P39エアラコブラの製作も、今回で完成となります・・・たぶん。


トップコートが乾燥した機体に、残っていた外装パーツを取り付けていきます。


・機体下面
脚関係と増槽を取り付けました。
最初は爆弾装備にするつもりでしたが、別のアイデアが浮かんだので増槽にしました。

3点姿勢には影響は無いんですが、垂直尾翼を押すと尻もちをつくので、もう少し機首のオモリを増やしたほうが良いような気がします。
第二弾では増やすことにします。

・機体上面
機首の12.7mmブローニングM2機関銃は、内部にある機関部をよく再現しているにもかかわらず、銃口の表現はとってもトホホだったので開口したんですが、やはり銃口は「チラ見せ」したほうがリアルなので、外径1mmのビニールパイプでなんちゃってディテールアップしました。

プロペラとスピナーを取り付けました。
まだ ウェザリングを施していないので、ちょっと違和感がありますが・・・

尾部のアンテナ線は画像の赤線部分も再現するつもりですが、正確な位置がわからないのでとりあえず保留。
今回は0.3mmのピアノ線を使用。
ピアノ線は洋白線や真鍮線とは異なり、剛性が高くて簡単には曲がらないので、こういうところには向いていると思いますねぇ。

主翼には12.7mm機銃とピトー管を取り付けました。
ピトー管はちょっと長すぎるかなぁ?
キットパーツはやたら長くて、3mmほど切り詰めたんですが、まぁ破損しやすい部品なので接着はせず差し込んでいるだけだから、いつでも調整はできますけどね。

機関砲収納部分の扉は、 下側に「受け」が無いために入り込んでしまうので、ちょっとみっともないですね。
なので、1mmのプラ角棒を接着して「受け」を作り、面一になるように修正しました。
だいぶマシになりました( ^o^)。

アンテナ線は、 型式によって異なるようで正確な位置がわからなかったので、箱絵を参考にして取り付けました。

さらに、ピアノ線は黒染めしてあるので、色味としては問題は無いんですが、テカっているのがイヤだったので、セミグロスブラックで塗っちゃいました。
ピアノ線なので、 金属用の黒染め液(ガンブルー液)でも黒くするこができますが、やり過ぎると腐食が進みブツブツになることがありますので、黒染め液を薄めて使うと良いですね。
濃すぎると、たまに赤サビが出ることも・・・

ということで完成しましたぁ~!
\(^o^)/

ここからは完成品ギャラリーとなります










【製作後記】
古い金型のキットゆえにパーツの合いが悪いところはありますが、そのディテール再現は「さすがはモノグラム」と思わせる好キットと言えるでしょう。
今回はコクピットのディテールアップとしてQUINTA STUDIOの3D計器盤デカールを使用しましたが、キットパーツにもモールドされているので、「straight from the box」でも十分な仕上がりとなります。
モノグラムの航空機なんて久しぶりでしたが、相変わらず楽しませてくれる製品だと思いましたねぇ。
次は、模型製作を始めたばかりの頃によく作ったレベル(アメリカレベル)1/32のギミック付き戦闘機プラモなんかを手がけてみたいんですが、なかなか手に入れることができません。
(TOT)
なんかノスタルジックな気分に浸ってしまいそうです。