大ちゃんさん、めぐみさん主催のガレージキットコンペに参加しましたよ~。
既に参加されている皆さんの作品を閲覧していると、なんだか尻込みしたくなりますが、そんな気持ちを払いのけて参加させていただきました。
まぁ、下手くそがいきなり上手くはなりませんから、これも修行だと思っています。

【ローマは一日で成らず】です。
何のこっちゃ・・・

先日、離型剤を落とす(脱脂洗浄)ために中性洗剤風呂に浸かっていただいたお姉さんパーツを、歯ブラシでゴシゴシとこすった後、流水で洗剤を洗い流し、さらに超音波洗浄器で10分ほど洗浄、

さらに、水分を飛ばすためにIPA(イソプロピルアルコール)に2~3分浸けてから、キッチンペーパーの上で乾燥させています。
画像のグレーパーツが今回製作しているお姉さんパーツ、黄色いパーツは同時進行で製作しているP39エアラコブラに使用するCMKのグレードアップパーツです。

レジンパーツのみならず、プラモデル製作において脱脂洗浄は、確実なパーツの接着や塗料の密着のためには必須なんですが、最近のタミヤ製品などのように、成型時に離型剤を使っていないものもあります。
ただ、ガレージキットの場合は、まず離型剤を使っていない製品はありませんし、メーカー側で脱脂していることなどありませんから、しつこいほど洗浄しておいたほうが良いです。
私もレジンパーツの複製などをおこないますが、離型剤はけっこう使いますし、複製したパーツは徹底的に洗浄するようにしています。
塗装の段階で密着不良などが発生したら、目も当てられませんからね。
確実なパーツの接着や塗膜の密着を目指すならば、クレオスのラッカー系薄め液で表面を拭くというのも効果的ですねぇ。
もちろん塗装前には、下処理としてプライマーを吹くことも必要となります。

お姉さんのパーツが乾くまでの間、脇役であるイノチェンティミニの製作を始めます。
まずは塗装に時間のかかるボディの整形からおこないますが、キットはかなり金型の傷みが出ていて、パーティングラインが手が切れるほど立っており、また複雑な金型のようでして、そこら中にあります。
プラカンナ(つまりデザインナイフ)でパーティングラインをひたすら削り、全体をスポンジヤスリで均しています。
状態をチェックしていたら嫌なものが目に入りました。
フロントフェンダーが変な光り方をしています。

よく見ると、黄色矢印の部分は角が立っていますね。
ミニのボディはこんなに角ばってはいないので、プラカンナで丸くなるように再度ひたすら削り、スポンジヤスリで水研ぎし、最終的にこんな感じになりました。
かなり丸みが出たように思います。
正面から見ても角ばってはいないので、とりあえずこれでヨシとします。
水分を飛ばしたらベースホワイトを吹いて、再度ボディの状態をチェックします。
ボディ色はレッドを選択しましたので、発色を考えて下地はベースホワイトにしました。
オールドミニはその人気ゆえに開発国以外の国でライセンス生産されており、イノチェンティミニはイタリアで生産されたもの。
イタリアと言えば「赤」ですからね。
まぁ、もともとミニはラリーで活躍した頃の「赤」のイメージがありますけど。
何故か箱絵はブリティッシュレーシンググリーンなんですが・・・
イギリス車ということでリスペクトしているんでしょうか?

お姉さんフィギュアの方は組み立ててみました。
セクシーなお姉さんですが、各パーツのフィッティングはあまり良くなく、バリを含めてリューターで削っては合わせるという作業を繰り返して組み立てましたが、けっこう隙間ができるようです。
靴やキャップなどは塗装後でも大丈夫そうなので接着していませんが、問題なのは右腕で、取り付けると塗装しにくいし、けっこう隙間が開くのでパテ埋めしたいしといった感じで、まことに悩ましいです。
しかも、半ケツパン見せなのが、気絶するほど悩ましいです(by 桑名正博)。
ここにも気泡が入っていますね。
推定Fカップのボインちゃん(死語💦)のようです。
昔  グラビアアイドルのフーミン(細川ふみえさん)が「巨乳って恐竜や怪獣みたいでイヤだっ!」って言っていたのを思い出しました。
どうでもいいですけど・・・
正面から見ると超足長さんのナイスバディなお姉さんです。
しかし、腰掛けているタイヤのモールドがユルユルで、ここだけアニメ調になっています。
まぁタイヤですから、カーモデルのジャンクパーツに置き換えることはできますが。

と思ってジャンクボックスを物色してみると、ちょうど同じくらいの外径のタイヤが!
たぶん1/24のF1の後輪だと思いますが、どの車種のものか忘れましたぁ~
また、こんなのも良いかも。
こちらは、タミヤ1/20 フェラーリF2000の後輪です。
完成間近に作業台から落下し、大破してゴミ箱ポイになったんですよねぇ(TOT)

ガルパン?
ぷぷぷっ( ^o^)

と、「つかみはOK」なところで(←何処が?)
作業に戻ります。
お姉さんは、結局のところキャップ以外は全て接着してしまいました。
この後、隙間を埋めて傷チェックにまわしますが、ひとまず接着剤が固まるのを待ちます。

脇役のミニのメッキパーツはこれだけ。
いつものようにハイター風呂でメッキを落としています。

ボディはベースホワイトを吹いて、こんな感じに。

幸い傷やヒケなどは見当たらないので、 一晩このまま放置します。

このキットはトランクにエンブレムがモールドされていますが、モールドが浅いのであまり厚塗りすると消えてしまいそうですねぇ。
右側は消えかかっています。
スポンジヤスリで軽く均しただけなんですが。
ボディ色をふいて、さらにクリアーを重ね吹きしただけで消えてしまうかもしれませんねぇ。
ちょっと研ぎ出しは無理かも・・・

ということで、今回はここまで。
(^^)/~~~