モケ女めぐみさんからのアナウンスを受け、かく言う私も「ファイナルラップコンペ」にひっそりと(と言うかコッソリと)参加させていただくことにしましたぁ!


ACコブラ427の記事の中では、ユニオン1/24のブラバムBT33とフジミ1/20のブラバムBT46B「ファン・カー」の製作を匂わせていましたが、もう一つグランプリマシンのキットを所持していることを思い出しました。

それが、これ!

 SMER1/24のタルボラーゴT26Cであります。
箱絵がとってもおしゃれ~!
説明書は一枚刷りです。
パーツ、少なっ!
なんでもチェコのメーカーだそうで、このように無造作に入れられております。
時代を感じるなぁ・・・
生意気にメーターデカールが付いていますね。
丸い透明パーツは何だと思います?
実はスポークホイールのスポークの部分でして、スポークの部分だけ塗装してホイールに貼り付けることでワイヤースポークホイールを再現するという、奇想天外な発想から生まれたパーツらしい・・・

ひえ~っ!

実車はこれね。
なかなかブサカッコよろしいマシンですなぁ。
なんでも1949年のF1イタリアグランプリで4位になったそうです。
ん?
1949年!
F1グランプリと正式に呼称されたのは1950年だったはずだから、これはF1グランプリの前身のグランプリマシンということになりますねぇ。
まぁ、1950年までグランプリに使用されたということだから、F1マシンと言えなくもないかな?

このマシン、めっちゃ古い車のわりには有名なマシンだそうで、今でも動態保存されているそうです。
最高速度も、まだ時速100マイル(160km/h)を越えていない時代ですが、この頃のグランプリマシンは車体の剛性やドライバーを守る装備など無かった時代ですから、走れる状態で残っているのは素晴らしいことです。

幸いというか必然的にACコブラ427の製作はボディの仕上げに時間がかかりそうだから、息抜きがてらコイツを製作することにしましたよ~
( ^o^)

我が家にあるF1のモデルカーと言うと、このキットの他に先日紹介した
・ユニオン1/24 ブラバムBT33
・フジミ1/20 ブラバムBT46B「ファンカー」
・タミヤ1/20 タイレルP34(1976)
のプラモデルキットや、
ダイキャストミニカーも所持しております。
それは、
・デアゴスティーニ 1/43 フェラーリ312T2

言わずと知れた70年代の名車のひとつですが、ハセガワから1/20のプラモデルが出ているので、入手すればサヨナラとなりますね。

・フェラーリ公認ホットウィール1/43 フェラーリ312B2
大好きな葉巻型マシンの代表格ですね。
ブック型の ブリキ製のケースに入っており、なかなかよくできています。

以前EXOTO 1/18も所持していましたが、売っちゃいました。
タミヤから1/12のプラモデルが出ておりオークションを賑わしているようですが、できれば1/20もしくは1/24で出して欲しいアイテムです。

・そして何だかよくわからないメーカーの1/20?ウィリアムズFW26「セイウチノーズ」
これはレストアする予定です。
以前ホットウィールの1/18も所持していましたが、 価格のわりにはトホホな出来だったので売っちゃいました。
話はそれますが、ホットウィールって何であんなに人気があるんでしょうか?
アメリカでは絶大な人気らしいですが、比較的 安いからかなぁ?
安いと言ってもそこそこの値段ですし、出来は全然ダメですけどね。
F1マシンミニカーのアピールポイントはエンジンむき出しの再現性だと思うんですが、ホットウィールはプラモデルに負けていますね。
まぁ、よく出来ているEXOTOなんて、倍ほどの値段がしますけど・・・

F1マシンのプラモデルは、完成品のミニカーとは違って、組み立てながらディテールアップできるところが魅力です。
価格も安いですしね。
メーカーさんには是非頑張っていただいて、70年代の変態マシンをバンバンリリースして欲しいものです。
最新マシンは要りませんから(←ワガママやし)。

無駄話はさておき、さっそく組み立てていきましょう。
キットは古い金型および未熟な成型技術ゆえの、バリやヒケのオンパレードですから、まずはヒケをパテで埋めていきます。

ヒケがあるパーツと無いパーツの数がほぼ同数とは!
パテが固まったら一気に整形しましょう。
悲しいかな、パーツの合わせは良くないですねぇ。
タイヤすらプラ製ですし。
まるで航空機プラモデル! 

とりあえず主要パーツを仮組みしてみました。

なんかイモムシみたいですが、なかなか良い形をしています。

車高も、こんなに低い!
どこかのサニー1/25 ACコブラ427のキットとは大違いです( ^o^)。

お約束通り、エンジン内臓です( ^o^)。
エンジンルームはスッカスカなので、ディテールアップしたいところですが、なんせスポークホイールの再現がトホホですから、流用できるパーツがないと中途半端になりますねぇ。
タイヤ&ホイールをディテールアップするとしたら、外径的にフロントは1/24でリアは1/20の旧車(ジャガーEタイプとか)になりますが、見つかるかなぁ?
1/24ならたくさん候補がありますが、1/20は難しいような・・・
左側はハセガワ1/24のフェラーリ250GTO-TR(テスタロッサ)のカスタムホイールで、外径・幅ともにかなり近いです。
まぁ、ここまでリアルなホイールを履かせたら、エンジンルームやコクピットもかなりのディテールアップが必要になりますから、自分で自分のクビを締めてしまうかもね。

試しに、タミヤ1/24 ランチアストラトスターボに付いていた、ドライバーフィギュアを乗せてみました。
こうして見ると、意外と大きなマシンだということがわかります。
あのぅ、頭をお忘れですよ。
シートの背もたれの角度が違うので、そのままではつま先がつかえて入りませんが、少し上半身を起こしてやれば入るでしょうね。

まぁ、ストレート・フロム・ザ・ボックス(いわゆる説明書通りの組み立て)ではあまりにも寂しいので手を入れてやりたいんですが、それは流用できるタイヤ&ホイールが見つかるかにかかっています。

 「ファイナルラップコンペ」の開催はまだのようですが、このマシンも本格的にF1グランプリが開催される前の車体ですから、丁度よい選択のように思います。
「ファイナルラップコンペ」の前哨戦ということで( ^o^)

とりあえず、ヒケ埋めに使ったパテが固まらないと作業が進みませんから、今回はここまでとします。
(^^)/~~~