ユニオン1/24のフェラーリ512Sのデイトナレース仕様を製作しています。
ここ最近、仕事が忙しいのはけっこうなことなんですが、模型製作が遅々として進まず、「牛歩的」ペースとなっています。
とりあえずボディやシャーシのほうは最終段階のトップコートまでこぎつけましたが、細かいパーツの製作が滞っております。
まぁ、焦って製作するようなものでもないので、ひとつひとつ進めていきますけどね。
このキットを製作した人はご存知だと思いますが、前後のタイヤが接地する状態(いわゆる4点接地)にするには、シャーシとエンジンマウントの組み立てを正確におこなう必要があります。
これは、実車と同じ構造を再現しているからでして、一枚板のシャーシで4輪を支える一般的なカーモデルとは異なるからです。
ただ、シャーシはボディカウルの一部が同一パーツになっているため、ボディの塗装が終わらないとバルクヘッドが取り付けられず、さらにエンジンマウントを組めませんし、さらに4点接地を決める後輪のデフがなかなか組めません。
なので、トップコートが乾くまでの間、内部パーツを少しでも組み立てていきます。
まずはシャーシの組み立てを進めるために、コクピット内部のパーツを完成させておきます。
とは言っても、インパネの塗装と追加するシートベルトくらいですけどね。
・インパネ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240127/21/gatchan1961/9e/47/j/o1080060115394403365.jpg?caw=800)
塗装するにもモールドがイマイチだったので、汎用メーターデカールを貼って、エナメルのクリアーを流し込んでガラスを表現しました。
ボディカウルを組むとほとんど見えませんけどね。
・シートベルト
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240127/21/gatchan1961/94/81/j/o1080066815394381658.jpg?caw=800)
金具はMSMクリエイションのもので、ベルトは定番の製本テープを使いました。
今は布製ベルトがセットされているものもありますが、1/24 用となるといずれもオーバースケールでリアルに感じませんから、これくらいで十分なように思います。
リア部分は実車と同様の構造が再現されており、エンジンやミッション、さらには リアタイヤまでを鋼管フレームに見立てた細いプラパーツで支えるようになっているので、正確にしっかりと接着する必要があります。
そこで簡単な治具を作りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240129/22/gatchan1961/df/05/j/o1080075615395256160.jpg?caw=800)
マスキングテープで固定して接着する角度が左右対称になるよう確認しながら、流し込み接着剤で固定しています。
接着剤が固まるまで、しばらく放置です。
次に製作するのはサスペンション!
コイルスプリングが付属していますが、フロントサスペンションのスプリングは短くて太すぎ、リアサスペンションのスプリングは細すぎて組めませんでした。
塗装の厚みではなく、スプリング内に差しこむプラパーツ自体が太すぎて入らないんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240129/22/gatchan1961/af/99/j/o1080066115395256168.jpg?caw=800)
仕方がないので、エバーグリーンの外径2.5mmのプラパイプに置き換えました。
フロントとリアではかなり印象が違いますが、フロントサスペンションはタイヤをはめるとほとんど見えないので、そのまま使います。
サスペンションとエンジンマウントを、そしてようやくエンジンを取り付けました。
まずは第一関門を突破したというところですかねぇ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240130/22/gatchan1961/08/a1/j/o1080069015395623122.jpg?caw=800)
半ば強制的に合わせてはいますが、おそらく4点接地は難しいかと思いますねぇ。
懸念材料だったエンジンマウントの強度は、意外にも問題にはならないようですが、この先に最大の難関であるエグゾーストパイプの取り付けが控えておりますので、 最終的にどうなるか全く安心できない状況です。
ということで、今回はここまで。