ガタピシは、このCBに約30年乗って来ました。
ラーツーはもちろん、キャンプツーリングから安全運転競技大会、トライカーナ、ジムカーナに活躍してくれました。
15年位前に、ジムカーナでコースミスで左右のフォークを曲げてしまい、その後オークションで落札した物を現在まで使って来ました。
右側のフォークは綺麗ですが、左側はヘッドライトステー部分の錆びが酷いです。
サイドスタンドで駐輪したら左側に雨水が侵入したのでしょうか?
しかし躍動面はまあまあ綺麗だったのでこれまで使って来ましたが、次第に点錆びとスジみたいなのが見られる様になったので、折角なのでフロントフォークのフルオーバーホールをする事にしました(^_^)
実はフロントフォークの全バラは初めての作業なんです。

躍動面に縦筋が・・・((((;゚Д゚)))))))

闇矢屋さんでインナーチューブのリプロ品を購入しました。

既設のフォークを外します。
フロントフォークボルトを先に緩めておきます。
フォークを車体から外してからでは緩める事が出来ないからです。
ボルトは緩めるだけで、決して外そうとしないでください! 
フォークスプリングのテンションが掛かってますので、外れた瞬間にフォークボルトが飛んで来て
下手したら顔面直撃です。

そしてインナーチューブを固定しているソケットボルトを、電動インパクトでアッサリと緩める事が出来ました。

フォークボルトはソケットレンチを使い、ゆっくりと手のひらで押さえながら緩めて行きます。

無事に取れました。

フォークオイルは劣化してますが、そんなに臭くは有りませんでした。

ボトムパイプです。

既設のインナーチューブの内面です。
オイルでテラテラしてます

万力でアウターパイプを固定し、サークリップを外しました。

昔、ストレートさんで買ったのオイルシールプーラーです。

工業用ドライヤーでシール周りを暖めました。

少しづつテコの原理でシールを取り出します。

無事にフォークシール外せました

これは掃除し甲斐が有りそうです。

後編につづく・・・