どうも、兄ちゃんから「日暮旅人」シリーズの最新刊とその前の巻を借りて絶賛読書中の蒼騎士です。アスキーメディアワークス文庫から出ている作品で、ジャンルとしてはラノベに属するのかもしれませんが感覚的にはこの会社の作品は普通の小説に近い。なのでラノベが苦手と言う方にも結構お勧めできるかもしれません、まあそれ故に結構重い話とかもあるんだけどね・・・・前に荒ぶってしまった記事の元となった作品とかさ。
とりあえずこの作品の説明をば。なんか前にもしたことがあるかもしれませんが、この作品の主人公「日暮旅人」は視覚以外の五感を幼少期のある壮絶な体験により失っています。ただ、その代わりと言うか「味や匂い、質感や音」といった視覚以外の五感で感じるものが全て「見える」と言う形になっており、一種の特殊能力・超能力的なものに視覚が進化しています。そんな特殊な目を持つ彼が探偵業を営み、小さな依頼から薬物や犯罪等の大きな事件等に関わっていきながら、自分の体をそんな風にしてしまった「何者か達」に復讐すべく行動する優しくも切ない話なのですが・・・・
まあこの下り、というか彼にとっての生きる目的であり理由でもある復讐に関しては前々巻にて一応の決着を迎えています。根本からの解決、にはなっていませんからまた何らかの形で再開してしまうのかもしれませんが、現在はセカンドシーズンとして復讐を止めた旅人さんと彼の仲間たち、そして各章ごとに登場する様々な人物との話になっています。まあセカンドシーズンはセカンドシーズンで重い話もあるんだけどね・・・・特に最新刊には旅人さんの過去話も収録されてるみたいだし。
まあそんな作品を俺は現在読んでいるわけなのですが・・・・時期が悪かったのかね。前巻に収録されていた内容の一つがこう・・・・俺の精神に多大なるダメージを与えるものと言いますか。読むのが物凄いキツかったと言いますか・・・・
そんな訳で、当時は結局読めなかったのですが今は時間も経ったし前巻の内容からまた読み直しているわけなのです。まあ結論としてはね、
無理
だったよ。兄ちゃんに頼んでその章だけ始まりと終わりのページにしおり挟んでもらって読まない方向で読むことにした。正直俺としては認めたくない行動なのだが・・・・例外はあると言うことだね。最初数行読んだだけで冗談じゃなく眩暈したし吐きそうになったし。別にグロい訳でもなんでもない、ほのぼのとした普通の文章だったのに。
まあ一応その章は読み飛ばしても大まかなストーリーを読む上では問題ないのでそれだけがありがたいっちゃありがたいのだが・・・・ダメだな。もうそろそろ半年近く経つってのに、成長してねえ。
そんなことを思いつつ、最新刊を半分ほど読み終えている。うん、やっぱり旅人さんは優しい好青年だな。(ブラック旅人も好きだけどね)