昨日のたこ焼きには、もう一つの嬉しいことがあった。
生地に水を入れすぎて、焼きづらくなってしまった時のこと。
手伝ってくれていたのは、次女(10歳)だけでなく長男(14歳)もだった。
しかし、ひっくり返すのが難しかった時に、長男はイラっとして、
「水を入れすぎたんでしょ!こんなの無理だよ!」
と強く言ってしまったのだ。そして、居づらくなったのか去って行った。
私は、彼が後悔していることを、わかっていた。
そんな、失敗してしまったけれど、強く「焼きたい」と思ってくれている彼が、戻ってこれるといいなと思った。
それからは、私と次女だけで焼き、少し作り直して焼きやすいようにした。
次女との時間を楽しんだ後、私はその場を離れた。
するとやはり、長男はたこ焼き器のもとへ戻った。
そして、次女や他の子ども達もみんな食べている間、ずっと一人で最後まで焼いてくれた。
長い時間、最後までずっとキッチンで。
私は、嬉しかった。何度も彼のもとを訪ねては、
「すごいね!!長男くん、ものすごく上手だね!こんなにきれいに出来たの?!どうやってこんなに上手になったの?!」
「え、まぁ、やってただけだけど。。。」
長男は、照れたように呟いて、また焼き続ける。
落ち着いて手伝い続けてくれた次女も、優しい。
それから、ちょっと不器用で一度は去ることになってしまったけれど、戻ってきて一番たくさんやってくれる長男も、優しい。
子ども達は、みんな優しい。
我が家の子たちだけでなく、子どもは全員優しいと思う。
写真は、次男(5歳)
フランス南西部の小さな街で、フランス人の夫と、
と一緒に暮らしています。
長女は16歳
長男は14歳
次女は10歳
三女と四女は9歳
五女は2歳です。
いつもありがとうございます。
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