ネットがない時代とあり過ぎる時代

「インターネットのない時代って、どうやっていたんだろうなぁ」

今日も、長男(14歳)からの素敵なお話。

私は、今では想像も付かない色んなことを、話して聞かせる。

「携帯電話だってなかったんだから。人と会うためには、事前にしっかり約束をして、その時間にその場所に行かないといけないのよ。それから、電話だって家の電話しかなかったから、お友達と話したければお家にかけて、ご両親が出たらちゃんとご挨拶するのよ。それから、電話番号をたくさん覚えていたりもしたのよ。電話番号が表示されたり、留守番電話が出来た時は、感動したわぁ。」

何を言っても、長男は笑っている。

「あとは、FAXという物もあったのよ。」

「え！FAXって何？！」

「今なら、書類などはメールで送ってと言えるでしょ？それを、メールではなくて電話で送るようなものよ。」

どの説明にも、興味津々。

「グーグルがない時代には、わからないことがあれば調べるの。両親、先生、親戚、あとは図書館ね。」

長男は言う。

「どんなことにも、良いことも悪いこともあるね。便利になり過ぎるおかげで、人はバカになってしまうかもしれない。でも、グーグルやインターネットなどの与えてもらった道具とチャンスを活かすことが出来れば、どんな子ももっとすごいことが出来るよ！今の時代は、子どもがプログラミングを使って、ロボットや電気自動車だって作れる時代なんだよ！出来ることが増えているんだ！」

そこからは、長男のワクワクが止まらない。

未来にはどんなことが出来るようになっているだろう。インターネットで、味や匂いまで届けられること、瞬間移動が出来ること、、、想像を膨らませながら、最後に言った一言は、印象的だった。

「これから、すごいロボットがたくさん出てくるだろう。だけどどんなロボットにも必ず、ストップのスイッチだけは付けておかなければいけないね。」

火曜日は、バレエレッスンの待ち時間で長男とゆっくり話す時間が取れる。

毎週の、楽しみだな。

写真は向かって左から四女(9歳)と三女(9歳)