ガス検針員のガス料金

ぶっちゃけ、普通です。

ガス検針員として、やっぱ、気にしちゃいかんけど、
ついつい見ちゃうのがガス料金。
いや、ちゃんと見て、まちがいがないか確認しないといけないので、
ちゃんと見るんですが・・・。

さて、そしたら、おめぇはどうなのよ？

とおっしゃる方も然りだと思われます。

で、

ぶっちゃけ、普通です

だけど！

こんなに節約してるつもりでも普通なのか？！


これが正直な気持ちです。


金額でいうと、プロパンと都市ガスの違いや、各地方によっても様々なので、
素直に単位でいきますと・・・。


自分ち、一軒家で1月の使用量　16.5　m3
です。

で、この内容は？というと、

料理不精の料理・・・煮物などはほぼ作りませぬ・・・。
ご飯は電気だから関係ないよ！
風呂は一応毎日。少なめに沸かし、家族すぐに入る。温度は40度。
ダンナだけ、どうしても！ということで、シャワー使用。

ちなみに大人2人子ども2人（7歳5歳）

はっきり言って、贅沢してないよ？
むしろ、節約ってたつもりでも・・・。

みなさん、こんくらいなモンなのです。事実・・・。



もちろん、これより、すげー超えてる人、
そして、ゼンゼン超えてない人もたくさんいらっしゃいますけどね！

超えてない人には、理由があるんで・・・
その話はまた次の講釈で・・・（何

万引きかー

しあわせ夢絵巻


いつのまにかもっていってしまう・・・自分でも気が付かないうちに・・・。

それって、ありますよね・・・。でも、万引きにはかわりないので、こわいこわい・・・。


セガレが、買い物のときに、ガムをどこかで握り締めており、
家に帰ったら、持ってました・・・。

「それ・・・レジ・・・通してない・・・」


3歳で万引き初犯かよ！


と思いましたが！
そこで、なぁなぁにするとマズいな！と思い、店に戻り、
「すみません。レジ通さずに握ってました」打ち明け精算。
セガレにも頭をさげさせ、

「ものすげぇ！わるいことしたんじゃぁああ！おめぇは！」

としかりつけました。




かわいそう・・・・だけどね。




やっぱ、小さいからってなぁなぁにしちゃイカンと。




自分だったら、なぁなぁにしてます・・・（ゴメン
http://yumeemaki.ameblo.jp/

ガス検針員明日野さん

さて・・・

ガス検針をはじめた当初、もちろん、前任の方との引き継ぎっちゅうのがあったわけですが・・・。

前も出てきた、60歳ヴァリーボールに闘志を燃やし！カラオケに興ずるスーパー主婦「明日野さん」が私の前任者だったわけです。

この明日野さんは検針暦10年のベテランさんで、しかもその年齢なのに、超元気で、おうちのなかなかの名家なのに、世話好きで・・・そのうえ






声がデカーーーーーーーーーーーーーい






「ほーら！そこじゃないとたいいぃぃぃぃ！」
「ほれほれほれ！走れ！はしーれぇぇぇぇ！」
「んまーーー！あんたはそげなことばしようとね！んまーーーー！」



こんなに賑やかな体育系風味の検針風景・・・それぞれのおうちの人はどう思われてたでしょうか（汗

そして、一度知り合いあえば、じーちゃんばーちゃんに超人気者の明日野さんです。


うん


毎回


話が長がーーーーーーーーーーーーーーーかったです！





待ってる私は黄昏ててもいいすか？いいすか？と思うほどに。





ちゅうことで、
かなり地域密着の明日野さん、
誰とでも高らかな声で、スーパー朗らかに話す明日野さんは、





確かにイキイキしてた！！





ですが、そんな明日野さんにも厳しい現実は待っていました。


はい


明日野さんの退職理由は、


「ま、60歳やけん、定年っていえるやろ？」


がオモテ向きなんですが、
ウラは


「もう、機械についていけんとよ」


だったらしいです。


そう、昔は、電卓もって、料金表を見ながら、検針員が計算し、伝票を書き込んでいたらしいです。
時間はかかるけど、間違えも時々あるけど、
それだけ、たかが検針でも、気持ち入ってて、
やっぱ、いろんな人との触れ合いも多かったんだろうな・・と思います。
機械になって、一件にかかる時間が短縮されても、
あれだけ、いろんな人と交流っちゅうか、話が絶えない明日野さんです。

機械になって、便利だろうけど、淋しかったっぽいです。


それと、追記すると、
話に夢中になると、この仕事、まちがえるんです。
特に機械の入力関係は・・・。

私もめちゃめちゃ今でもまちがえてますので、
機械に弱かった明日野さんは、それはそれは心もとなかったに違いありません。




ということで、明日野さんは去りました。




本当に、優しくて、元気な検針のオバちゃん。




私はそういう部分ではきっと荷が重い仕事を引き継いだんだろうな・・・・と思わずにはいられません。



明日野さんが話してたときのように、皆さんは笑ってくれません。
仕方ないです。

がんばって、挨拶は続けるしかないのです。

ガス検針員のメンタル

現実ってもの、どれだけナマで見てますか。

いや、毎日・・・。
って方ももちろんでしょうが、
ホントにせつないモードで、
明日はどっちだ？みたいな。

電気ガス水道・・・
これらライフラインに携わってると、
人間は生活しているってことを、
否が応でも感じるときがあります。
それがないと、今の日本で生活していくのはとても大変なこと、
だけど、

やっぱり、それさえも払えない生活の人が多く存在していること。
しかも、結構多く・・・。

これは結構、ファンタジーな頭をしている私にとって、最初は衝撃でした。
だって、マンガとか小説とかドラマとか・・・
そういうところでは・・結局は貧乏といってもハッピーエンドが多いじゃないですか。
いや、ハッピーエンドにならなくても、なんとかなってるような錯覚をしちゃうんですよ。

でも、実際はなんとかなってるなんて、
楽観視もいいところです。

ガス代の月に何千円が払えずに・・・
伝票が何年分かの滞納をカタカタ印字する機械。
私は、
それを見ないフリして、丸めて、ポストに押し込む。

「ありがとうございました」

画面の向こうじゃなくて、紙面の上じゃなくて、
そういう現実を見たとき、

やっぱ、立ち止まったわけです。

でも、だからといって、
私にはどうにもならない事実ではあるのですが・・・。
だって、仕事したくてもない人もたくさん・・・働けない人だってたくさん・・・。

軽い話題じゃないなってことだけがわかった・・・。

ガツン・・・です。ある意味。

ガス検針員と台風

とにかく、すごくせつない・・・。