ガス検針員のメンタル | ◆■▲ 妄 想 度 検 針 帳 ▲■◆

ガス検針員のメンタル

現実ってもの、どれだけナマで見てますか。

いや、毎日・・・。
って方ももちろんでしょうが、
ホントにせつないモードで、
明日はどっちだ?みたいな。

電気ガス水道・・・
これらライフラインに携わってると、
人間は生活しているってことを、
否が応でも感じるときがあります。
それがないと、今の日本で生活していくのはとても大変なこと、
だけど、

やっぱり、それさえも払えない生活の人が多く存在していること。
しかも、結構多く・・・。


これは結構、ファンタジーな頭をしている私にとって、最初は衝撃でした。
だって、マンガとか小説とかドラマとか・・・
そういうところでは・・結局は貧乏といってもハッピーエンドが多いじゃないですか。
いや、ハッピーエンドにならなくても、なんとかなってるような錯覚をしちゃうんですよ。

でも、実際はなんとかなってるなんて、
楽観視もいいところです。

ガス代の月に何千円が払えずに・・・
伝票が何年分かの滞納をカタカタ印字する機械。
私は、
それを見ないフリして、丸めて、ポストに押し込む。

「ありがとうございました」

画面の向こうじゃなくて、紙面の上じゃなくて、
そういう現実を見たとき、

やっぱ、立ち止まったわけです。

でも、だからといって、
私にはどうにもならない事実ではあるのですが・・・。
だって、仕事したくてもない人もたくさん・・・働けない人だってたくさん・・・。

軽い話題じゃないなってことだけがわかった・・・。

ガツン・・・です。ある意味。