騙し 【沼津/雅心苑/菓子】
騙し 【沼津/雅心苑/菓子】
3月がやって来ました。2024年も2ヶ月が終了です。
23年度も、もうすぐ終わりです。
政治も経済も、なんだかわけがわからなくなっていますが、日本が終わらないようにしたいものです。
今日から公開の映画「アーガイル」を見て来ました。
「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンさんの監督作品です。「キック・アス」の監督です。
先日見た「コヴェナント」のガイ・リッチー監督とも縁が深いですが、こちらは相変わらずケレン味たっぷりの映画でした。
引き続きスパイ映画なわけです。
スーパーマンをクビになったヘンリー・カヴィルさんがヴィジュアルの真ん中にいて、予告編では彼とジョン・シナさんとが絡んでいるわけで、てっきりこのふたりが主演のスパイ・アクションかと思いきや、ここからして一筋縄では行きません。
このふたりは実在しません、というか映画なので実在しないのですが、映画内では、実はあるベストセラー作家の女性が創造した小説のキャラクターなのです。
この作家、ジュラシック・パークの人ですね。某映画監督の娘。ブライス・ダラス・ハワードさん。実は彼女が主役です。ポスターのこの並び自体がひっかけです。
なので、冒頭の、まずあり得ないアクション・シーンは諸説内の出来事です。ついでに言うとデュア・リパさんも小説内のキャラクターです。ビジュアル化されてはいるので区別がつきませんが。
ところがその設定もひっくり返されるのです。
洗脳を使ったスパイ・サスペンスって、最近配信ドラマであったなあと思ったり。似てるところあります。
派手なアクションやビジュアルの華麗さは、じゅうぶん楽しめました。
中年女性のあんまり華麗じゃないアクションもこの監督らしいし、ハワードさんも彼女らしいキャスティングです。
でも、さすがにこの荒唐無稽な設定には、ちょっと乗り切れなかったのです。