ボーズマン追悼 【沼津/雅心苑/菓子】
ボーズマン追悼 【沼津/雅心苑/菓子】
今日から4連休。お彼岸の入です。初日はおかげさまでたくさんのお客さまにご来店いただきました。ありがとうございます。
コロナが広がらなければ良いのですけどね。
おはぎは今日から4日間の販売です。火曜の秋分の日、お彼岸の中日までです。
逃がすと来年の3月まで食べれません。ぜひご利用ください。
今晩見たのは、チャドウィック・ボーズマンさん追悼鑑賞の続きです。アフリカ系アメリカ人として最初の合衆国最高裁判事になったサーグッド・マーシャルさんを演じた映画です。
「マーシャル 法廷を変えた男」です。
マーシャルさんの評伝ではなく、第二次大戦直前のある裁判に弁護士として接した時の話です。いわゆる法廷モノですね。
ただし、黒人地位向上協会からコネチカットに派遣されたのですが、地元の弁護士じゃないので法廷での発言が許可されません。地元のお気楽系なユダヤ人弁護士が代わりに弁護することになります。彼との交流や彼の成長も見ものです。
被告は裕福な白人に雇われている黒人。その家庭の夫人にレイプの罪で訴えられいます。無罪を主張していますが、負ければ終身刑が確実。
時代背景からして、原告の夫婦も裁判官も陪審も、黒人の生命や人生なんてまったく気にしていないわけです。世間から叩かれる中で弁護士たちの闘いが始まります。実際に傷害を受けたりもします。そのような状況の中で真実にたどり着くふたり。
普通に法廷スリラーとしても楽しめるし、人間ドラマとしてもなかなか良くできていて楽しめます。そして、社会派メッセージ映画としても辛辣です。
これで、現在配信で見れるボーズマンさんの主演映画は全部見たことになります。あとはまだ配信に乗っていない「21ブリッジズ」だけです。
こうして見ると、つくづく彼はアフリカ系アメリカ人にとって最良のヒーローだったのだなと思います。ファンクの創始者ジェームズ・ブラウン、全米永久欠番42のジャッキー・ロビンソン、最高裁判事マーシャル、そしてブラック・パンサーを演じた男。本当にまだまだ活躍して欲しかったです。
BLMが盛り上がっているさなか、最高裁の判事ギンズバーグさんが亡くなりました。彼女もまた、リベラル派の判事として女性の地位向上に力を注いできた方です。女性としては史上ふたり目だったそうです。
トランプさんのことなので、次に指名されるのは保守派の人になるのでしょう。そうすると保守派6人リベラル派3人になります。リベラルのうち2人は女性、ひとりはユダヤ系らしいですね。アフリカ系の方もひとりいらっしゃるが保守系の判断が多い人らしいです。BLM系の案件が上がっていった時はどうなるのでしょうね。