しかし、自然環境を見ると、畑の中でも、草などは放っておくとどんどん背丈が伸びていきます。
これは、肥料を施さずとも窒素が土の中で足りている証拠なのです。
皆さんが、お店で野菜を選ぶ際の基準は、何でしょうか?
もちろん、鮮度は大切ですが、菜っ葉類や緑黄色野菜の場合、野菜の「色の濃さ」を比べてみてください。
緑色の濃い野菜は、とても健康そうに見えるでしょう。
むしろ、色の濃い野菜を選んでいませんか?
実はこの緑色の濃さこそ、窒素過剰の証で、緑色の濃い野菜ほど、比例して硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)が、高濃度で含まれている場合が多いのです。植物に与えた栄養分(窒素分)が、植物自身で消化しきれずに、濃度の濃い状態になる、そうするとそれを狙って虫が来ますし野菜自身も病気にもなりやすくなります。こういった硝酸態窒素濃度の多い野菜は虫が好みますので、本来は、人間ではなく、虫さんが食べてしまわなくてはいけないのですが、無理矢理農薬を使って人間が奪取しているのが現状です。
又、有機野菜でも、肥料を多く使いすぎると硝酸態窒素濃度の濃い野菜が出来てしまいます。結局究極の味と安全を求めると、米も野菜も無施肥で栽培するのが人間にとっても環境にとっても最善の方法なのです。
自然の摂理から考えると、枯れた草や落ち葉などの有機物を、土の表面や土中にいるミミズや微生物がこれらを餌にして分解し、植物が根っこから吸収する事のできる無機物(微小な物質)の形になってから、自然に植物が栄養として吸収し、成長するのです。
森の木が大きく青々と茂っているのは、毎年落葉し、落ち葉が微生物によって、植物が吸収できる形にまで分解され、その栄養を吸収して、肥料無しでもあのように大きく育つのです。
農薬や化学肥料、除草剤などを使う事は、自然の摂理を完全に無視し、微生物を皆殺しし、生態系を分断させ、死の土となります。
このようにしてつくられた結果の収穫物は、店頭に並んでも、その背景は購入する側には見えません。
健全な野菜ほど色が薄い、これを覚えて頂けたらと思います。
』
この事実を知るまでは、
我が家の畑に有機肥料をたっぷりあげて
穫れた色が濃い野菜を食べていました。
でも、実は違いました(≧∇≦)
今の我が家の畑には、ほぼ無肥料で栽培しております。
穫れる野菜は、小さいですが、色は薄いですね。
皆さんも、できれば色が薄い野菜をお選びくださいね(^O^)
もし、それが無理な場合は、
抗酸化作用の強い食べ物を食べてくださいね。
硝酸態窒素から作られるニトロソ化合物の生成が阻害されることが確認されています。
詳しくは、
こちらをご覧くださいね。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。