いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
皆様は
「がんばれ~がんばれ~」という言葉を
よく耳にしませんか?
私は、昔からよく聞いてきましたし、
自らもよく口にしてきましたね。
「がんばれ~がんばれ~」という言葉が、
とても好きでした。
よく試合観戦の時でも、
「○○くん!がんばれ~がんばれ~」と大声で叫んだものです。
しかし、
いざ病気になった時、
この言葉があまりに辛い言葉であることに気付かされたのです。
約5年前、
出張先で、てんかん発作を起こし、
救急車で運ばれ、医師から悪性脳腫瘍と言われ、
即、手術。
手術後には、左半身不随。
一生車椅子とも言われました。
その後、勧められた放射線治療で、
ほぼ寝たきり状態に。
抗がん剤をお断りしたら、余命三カ月宣告。
この状態で、自分にかけられた言葉。
「がんばれ~」・・・
何をどのように頑張ればいいのか?
さっぱりわかりませんでした。
その時に、自分ができたことは、
まずは、一口100回以上噛むこと!
次は、右手一本で本を読むこと!
これ以外は、ほとんどできませんでした。
よって、
この二つを精一杯させていただきました。
相田みつを氏の御言葉に次のような言葉が在ります。
「アノネ、がんばらなくていいからさ、
具体的にうごくことだね」
このお言葉は、
ずっと後になって、出会った言葉ですが、
発病当時の私は、無意識にこのことをしていたようです。
左半身不随で半寝たきり状態。
動く右手でただひたすら本を読みました。
動けなかったので、運ばれてくる病院食を、
ただひたすら噛み続けました。
この目の前のできることを精一杯していたことは、
まさに、具体的に動いていたのですね。
その一つ一つの行為が、階段を一段一段上がることになり、
結果的に、
現在の私に繋がっていることを確信いたします。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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