広島大学医研年報第45号、2004より引用させていただきます。
『①研究題目:胃癌誘発に及ぼす諸要因研究
雄ラットを用い10%味噌ならびに味噌と同じ食塩濃度を用いた実験群にMNNG(発癌性物質)を投与した。味噌群はMNNGの摂取量が多いにも関わらず胃腫瘍の発生率が低下した。
④研究題目:大腸癌誘発に及ぼす環境化学修飾因子
大腸癌が味噌投与でAOM(発癌性物質)で出現したACF(腸壁の癌様構造)は、濃度依存性に減少し、更に粗塩を与えるとACFは減少した。
完熟味噌に最も強くACFの抑制作用を認めた。大腸癌も180日熟成味噌が抑制した。
⑦研究題目:放射線障害の防御作用の検討
味噌に放射線防御作用がある。そこで、味噌の成熟度の異なる味噌を照射1週間前より投与し、小腸ならびに個体生存率を調べた。180日熟成味噌に効果があり、異なる場所で製造された熟成味噌にも同じ効果があった。更に、180日熟成味噌は、8Gy照射で生存期間を延長させた。このことは完熟味噌が消化管死ならびに骨髄死に対し防御作用があることを示唆している』
またまた、研究題目はありましたが、多くは
熟成味噌が癌化を抑制していることがわかりました\(^o^)/
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
以前も申し上げましたが、