いつもブログを見て頂き誠にありがとうございます。
今回も、玄米のもう一つの毒(フィチン酸)について申し上げます。
フィチン酸もアブシジン酸同様に夏場12時間以上冬場24時間以上浸水させることで変化し、イノシトールになります。
イノシトールは
抗癌作用もありますがビタミンBとして働き、うつ病、パニック症候群、脂肪肝、高脂血症の治療にも効果的です。
万一、フィチン酸が体内に多少入ったとしても、あまり気にする必要はないようです。
フィチン酸は水銀などの有害ミネラルもキレート(包み込んで)してくれるからです。
栄養は摂ることも大切ですが出すことも大切ですのでフィチン酸のキレート作用は解
毒作用と捉えて良いと思います。
私は、子供達が食べる白米には、煎り玄米を少量入れて炊きます。
玄米を煎るとアブシジン酸は破壊さ
れますがフィチン酸は残るからです。
フィチン酸を少量摂るのは逆に良いからです。
しかし、毎日食べる一般的な玄米食信者(特に浸水していない方)の大量摂
取は、弊害の方が多いと思います。
特に体に必須微量ミネラルの鉄がキレートされると造血が出来なくなります。
なお、有害ミネラルの水銀は、
水俣病で分かる様に特に脳で働く蛋白質、つまり酵素に取りつき酵素の働きを阻害します。
よって、フィチン酸の持つキレート作用によって出してもらった
方が益が多いと思います。
※水銀や鉛などの重金属は飲料水や化学肥料、排気ガスなどから体に入り完全に排泄されずに体内に蓄積します。それらの重金属は体内の酵素に取り付き、酵素の働きを阻害してしまう性質があります。さらに有害重金属に抵抗するため体内で活性酸素が
盛んに働こうとします。活性酸素は過度に発生すると血管や細胞を傷つけてしまい、老化現象を招くことになります。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
キレート作用を持つ食材は、他にも沢山あります。
私がよく頂くのは、タマネギです。
拙ブログにて詳しく記載させて頂いております。
宜しければ、ご参照くださいね。
なお、
拙ブログの「世に伝える必要のある品物」で紹介させて頂いております『くろご』は、黒煎り玄米を丸ごと入れてあります。煎ってありますから、アブシジン酸はなく、フィチン酸が残りキレート作用が期待できますね。(*^_^*)
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