三つ目の病院に入院して3カ月ほど経過した頃でした。
新潟県ご出身の50代くらいの入院女性患者様と知り合い、
長尾氏のことをお聞きいたしました。
とにかく、いつも申し上げますが、私は発病後、
できるだけ自我を出さないように心がけておりましたので
目の前で起こる現象の何もかもを、まず素直に受け止めることに
専念させて頂いておりました。
その新潟の女性は、長尾氏のことを神様のように語られておりました。
この本を読ませて頂いて思ったことは、
長尾氏に限らず、地球上のすべての人間に
何か分からないが、
未だ科学では証明できない力が働いていると
気付かせて頂きました。
子供の頃のような素直な気持ちに返り、
「自分の心臓がなぜ動いているのかなあ」
「なぜ呼吸ができるのかなあ」
「なぜ酸素を吸って二酸化炭素を吐くのかなあ」
「なぜ人間は、目が二つで鼻が一つで口が一つで耳が二つなのかなあ」
「なぜ指は5本あって、親指だけ太いのかなあ」
・・・不思議なことは数限りなく出てきます。
このような不思議なことは、自分の力ではできないことばかりです。
それだけで、本当に感謝ですね。
私は、長尾氏が常々おっしゃっておられます
「9つの反省」を、発病後日常生活の日課にすることにしました。
その9つの反省とは
1、怒り
2、恨み
3、憎しみ
4、妬み
5、悲しみ
6、愚痴
7、謗り
8、とりこし苦労(不安、心配)
9、貪欲
です。
目の前に起こる現象に対して、
「自分がどのような反応をしたか?」
「もし、9つに入る反応の仕方ならば思い変えをする」
「そして、今後同じような現象に対し、思い変えの癖をつける」
このようにして、脳がマイナス評価をして
免疫力を低下するのを防ぐことに努めました。
おかげ様で
今では、ほとんどA6ノートにこの反省
をする必要がなくなりました。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
脳科学的言えば、ガンに限らず、
全ての病気に言えることのようです。
今ご病気をかかえていらっしゃる方がいましたら、
やってみて損はないと思います。
真理を求める愚か者の独り言―幸せの扉を開ける鍵がこの書の中に/長尾 弘

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