姿勢に影響を与える最も大きな原因は、「筋肉」です。
「筋肉」の収縮が強く、
伸びにくくなったときに姿勢が偏ってきます。
(他に、関節の原因なども考えられます)
岐阜大学の本部千博教授は、次のようにおっしゃっておられます。
70~80歳で腰が「く」の字に曲がったご老人が、
別の内臓の病気で手術することになりました。
全身麻酔をしたとたん、全身の筋肉の縮みがゆるみ、
腰がまっすぐになったのです。
このことより、姿勢にはいかに「筋肉」の影響が
大きいことが分かります。
つまり、普段は無意識に「筋肉」に力が入って
縮んでいるということです。
この筋肉(今の場合は、姿勢に関する筋肉のみ)は、
さまざまな場所に在り、
色々な姿勢をとることにより痛みをかばってくれています。