コロンビア大学客員教授松野教授は、おっしゃっています。
病気を治すには「自己の存在の意味を感じ取り、本来あるべき姿を取り戻すこと」と。
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「命令するより指導する、競争するより協力する、みんな仲間だから」 斎藤ひとり氏
甲野善紀氏のように五感以外の感覚をお持ちのかた。
たとえ持っていなくとも、松野教授のように、その存在を知り自分の存在意味を問い直した方。
そのことを分りやすく多くの方々に日々、伝えている斎藤一人氏。
このようにお気づきの方々は今昔、地球上に数え切れないほどいらっしゃいます。
その方々の悟られたことを公言するならば、すべての分野で定説と思われていた既成概念を覆すことになります。
お気づきの方は、何百年~何千年続いていた人間社会を混乱に陥ることを恐れ、誰もその域には立ち入らないようです。勇気をもって公言したガリレオ氏。
地動説ですね。ガリレオ氏は、一介の学校教師という立場で、「地動説」唱えてしまいました。当時、アリストテレスやプラトンなど紀元前300年代の巨匠が打ち立てた理論で、約2000年もの間、人間社会が動いておりました。
ガリレオのことは誰も信じません。更に、彼は落体実験もしておりました。彼は、有名な大学教授などの科学者を集めて実験を公開しておりました。
当時は、「重さが増えれば、落ちる時間は比例する」と言われておりました。つまり、100kgの荷物と1㎏の荷物を同じ高さから落とせば、100㎏のものが100m落ちる間に、1㎏のものは1mしか落ちない」と。
結果は、皆様ご存知の通りですね。同じですね。
目の前で見ていながら、誰一人としてそれを認めず、逆にガリレオが疑われました。そして、迫害を受けたのです。
こう言った実話は、調べてみると世界中で数限りなくありました。
人間が、名誉欲にかられ、また地位や身分や財産で人を差別をし、本来の現象を純粋な心で捉えることができなくなっていたようです。これは、現代も同じですね。人間が人間社会を築く以上、これは続くようです。
「弱肉強食」という言葉がありますね。自然界の掟ですが、この言葉は、その時の一場面(一部分)だけをみて、自然の法則を言っております。
例えば、ライオンはシマウマを襲っても、自分の分だけ食べたら、あとは残しますね。その後、ハイエナ、ハゲタカなどが食べて、次は小動物たちが食べて・・・最後は微生物たちが分解しますね。まさに、“木を見て森を見ず“の状態でしたね。
視野を広くすれば実は、「共存共生」だったんですね。
地球村宣言の著者 高木善之氏は、以下のようにおっしゃっておられます。
「自然界は、最小限の調和(協力)であり、人間社会は、最大限の競争である」と。
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物事すべて繋がっております。人間も全て。極端なことを言えば、一人の行動が、地球の裏側で起ることに影響するんです。
瓶に入った水を揺らせば、反対側の水も同時に揺れるんです。
更に視野を広げれば、あなたの一つの行動が、遥か彼方の遠い星の誰かに影響するわけです。
まさに、NHK教育テレビの「ピタゴラスィッチ」のように・・・。
ですから、目の前で起きることは、全て無駄がないのですね。何気ないことでも
必ず何か意味があって起こっています。
日頃より、何の意味が隠れているのか探そうとすると、とても多くの発見をし始めると思いますよ。ちなみに、私は、楽しくてしょうがなくなりました。